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こんなチャンス二度とない
尖りはじめた乳首を摘ままれて、あ、と声が洩れる。
とっさに唇を噛んだけれど、聞き咎めたらしい龍成が淫蕩な表情で目を眇めた。
指に挟まれてゆっくりと揉みしだかれ、声もなく仰け反る。
胸元への愛撫だけで軽い絶頂を得るまでに光希の身体を仕込んだのは龍成だ。
これだけは絶対の自信がある。
遼兄貴が唯一未開発だった場所。それが胸だ。遼成に舐めてもらうのも気持ちいいが、龍成に舐められるとものの数分で頭が真っ白になるくらい気持ちよくなれるから不思議だ。
「ずいぶんと敏感じゃないか。俺に隠れて遼兄貴に可愛がってもらっていたのか?」
「違う」
光希がぶんぶんと首を横に振った。
胸に顔を伏せてきた龍成が、ねっとりと小さな突起をねぶる。
「光希のこれ、スゲェー大好き。半日は舐めていられる」
「何バカ言って………ん……」
鼻から抜けるような変な声が出てしまい、光希は手で口元を押さえた。
「もちろんこっちもな」
大きな手に性器を包み込まれ、光希は甘い声を上げた。
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