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未知が巻き込まれた子供会のトラブル

「子ども同士は仲が悪いという訳じゃない。それがせめてもの救いかな。子どもたちが大きくなったらなったで、毎日いろいろとあるもんだ。手がかからなくなったら、少しは楽になるかと思ったんだが、子育ては365日24時間休みなし。待ったなしだ。あまり頑張りすぎるなよって未知に声は掛けていたんだ。少しは元気になってくれるといいんだが」 深いため息をつくと窓から空を見上げる遥琉。 「遥琉、明日未知のところに行きたい。でもこんな状況だし、子どもたちを連れていく訳にはいかないから、その……」 「明日一太と遥香は出掛ける用事ははい。みんなで面倒をみるから、安心して置いてけ」 「ありがとう遥琉」 「しかしまぁ、立派なマザコンに成長したもんだ。いまも一緒に風呂に入って、一緒に寝ているって聞いたぞ」 「なんでそのことまで知ってるの」 これじゃあ、恥の上塗りだ。光希は顔を真っ赤にし両手で顔を覆った。 「あの遼、龍と対等に渡り合えるんだ。たいしたもんだ。光希ママラブでも妹たちの世話を面倒くさがらずやってくれるんだ。それはうんと褒めてやれ」 「ありがとう遥琉」

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