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おめでとう!

「何してんだか」 光希がやれやれとため息をついた。 ーだって、さぁ~~遥香がね、嬉しいことを言ってくれるからー ーそうよ~~感動しちゃったー 「千里、俺も遼も龍も、もう一度ステージに立ってもらいたい。そう思ってるよ」 「私もですよ千里。最後にもう一花咲かせたらどうですか?凪と碧人も、それを願ってます。それに、未知さんもです。かなり体調が悪いので、甲高いその声、押さえてくださいね。騒いだら、即、電源をオフにしますからね」 ー分かってるわよー ーだから、そんな怖い顔、しないで~~ー 橘に睨まれ、二人はぎくっとして口に両手をあてた。 心望と陽葵に体を支えてもらいながら未知はゆっくりと椅子に腰を下ろした。 「二人ともありがとう」 「ママ、見て!千ちゃんとチカちゃん綺麗だよ」 「可愛いよ」 娘たちに急かされ、前髪を手で直しながら、未知がモニターを見ると、千里とチカがにっこりと笑って手を振っていた。 「本当だね。お姉ちゃんとチカちゃん綺麗だね」 未知の目に大粒の涙が溢れた。 「もう、やだ。二人の声を聞いたら、本当に会いたくなっちゃった」 鼻を啜りながら、未知は手の甲で涙を拭った。

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