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弱り目に祟り目 4話

****** 佐伯兄side ああっ、起きるに起きれない状況。 俺が寝てる横でセックスをおっぱじめるバカップル。 あんあんっ、言ってますよ~ パンパン音がしますよ~ これって罰ゲームか何か? でも、 仁ってヤツはエッチの時は別人になるんだなあ。 「はるぅ、んっ、そこ、気持ちいい」 と甘い声。 さっきまで嫌がって泣いてたくせに、まるでスイッチ入ったかのような乱れっぷり! 薄目を開けて観察。 身体を仰け反らせて喘ぐ仁。 頬が紅潮している。 汗ばむ額。 「はるぅ、もっといっぱいちょうだい」 甘い声。 「奥気持ちいい、ビリビリくるぅ」 乱れまくりだな。 そんなに気持ちいい? やがて、バックに体位が変わり、激しく突かれて、仁はイッたらしく、ハアハア息を吐いている。 すげえ、 エロいな、この子。 「仁、また先にイッたな」 「はるぅ、ごめっ、おしおきしないでぇ」 えっ?なになに? おしおき付き? しかも、自らおしおきしないでぇ、とか言ってるよね?逆に言えば、それはおしおきしてぇ。だよね? 「おしおきされたいのか?エロいな仁。」 ほら、おしおきされちゃうじゃん。 「じゃあ、おしおきだな。そのままお尻を上げてアナルを自分で開いて見せて」 「やらぁ、恥ずかしい」 やらぁ、って君、どっからそんな声出るの? 「そう、お尻をもっと上に」 って、嫌じゃないの? 仁はお尻を高く上げてハルに見せている。 「舐めてくださいは?」 「やっ、」 やって、どうせ言うんだよね? あ、一度断るんだね。 「言えよ仁。」 「……なめて………くだしゃ……っ」 ぐはっ、可愛いなこの子。 ぴちゃぴちゃと音がしてきて、仁の気持ち良さそうな喘ぎ声が部屋中に充満している。 「はる、きもちいい、」 おしおきになってないよな、コレ。 「仁、すげえよ、ここ、ヒクヒクしてて、俺のチンコ欲しいって言ってるぞ」 「んんっ、ちがっ、はるぅ、いじわる」 挿れて欲しいんだなっ、 くそっ、 こっちも限界! 勢いよく起きるとハルと仁が驚いてこっちを見た。 仁が短い悲鳴を上げていたが、俺はトイレへと向かった。 ギリギリセーフで下を脱いだ。 ビーンと勃つ俺のJr。 すげえ、勃ってる! あの時を思い出しながら触らないと勃たないのに。 便器に座り、俺はJrを弄った。 脳裏に乱れていた仁の姿が過ぎる。 エロいんだよ、あの子。 仁…………っ、はあっ、……んっく、 手で擦りながら、自分があの子を抱く妄想をする。 そうっ、いっぱいして………奥までっ。 脳内でさっきみた仁とハルとのセックスを、自分にすり替えた。 アソコを舐めてあげて、指で弄ったら彼は甘く俺の名前を呼ぶのかな? 挿れて喘がせたい。 おかしいよな? つい、さっきまでは一度だけ抱かれた顔も知らない男に抱かれたいと思ってたのに、今は………………っ、 あの子を脳内で抱いている。 ううん、犯している。 嫌がるのを無理やり抱いて、俺が良いと言わせたい。 ※ここらはお兄さんのいけない妄想です。 ベッドでセックスをやり直したハルと仁。 ハルは誰かに呼び出されてベッドに仁を残して出掛けて行った。 俺はベッドへといき、仁の身体を隠すシーツをゆっくりと剥ぎ取る。 白い肌に赤いキスマークが点々とあるのがイラつく。 俺はそこに吸い付いて、後付けを1つ、1つしていく。 「んっ…」 キスの度に反応する仁。 どんだけエロいんだろう? そして、眠り姫を起こすように唇にキスをする。 くちゅっ、と舌が絡む音。 「んっ」 キスの合間に漏れる吐息がいやらしい。 唇を離して頬にもキス。 「今から俺のモノだよ」 耳元で囁き、俺は仁の足を広げるとアナルへと指を挿れる。 2本を軽く飲み込むソコ。 散々ハルにやられてたんだから当たり前だなっ。 出し入れを繰り返し、中で指を曲げる。 「あっ」 仁がピクリと反応し、微かに腰を動かしだした。 エロい……。 「仁、俺のモノだよ。ハルに渡さない」 激しく指を動かすと、 あっ、んんっ、 仁が喘ぎながら目を開けて俺を見た。

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