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善は急げ 9話
「仁…別れたりしない。ただ、やきもち妬いただけ」
頭を撫でながらそう言うと、俺にしがみついて泣いてた仁は俺と向き合うように顔を見せた。
やべえ………、 泣き顔可愛いーっ!
目の下の涙袋がさらにプックリなって、目は潤んでいるし、ただでさえ童顔で可愛い顔なのに、三割増し!
「ほんとう……?やきもち妬いただけ?」
首を傾げて俺を見ている。
ずきゅーーん!
か わ い い !
「ヤキモチ妬いちゃダメ?仁は俺のだから……ソウとかに服の上から触られてもダメ……まあ、ケイは特別良いけどな」
俺は今すぐ仁にぶち込みたい気持ちを押さえながら、仁を安心させるべくそう言った。
「ヤキモチ……嬉しいです。……良かった」
安心したのか仁はニコッと笑う。
うおぉああああっー!
くそ、くそ、
可愛い可愛い可愛い!
もうたまらーん!
「仁ーすきだーっ!」
俺は仁を押し倒し、片足だけを上にあげ、ギンギンになった息子ちゃんを仁の中にぶち込もうとするが、
「だ、だめ、ケイが戻ってくる」
仁はアナルちゃんを隠すように自分の手をそこに。
え、えろい!
「我慢できねーんだよ」
「だ、だめ、夜!夜しましょう!ね?ケイが寝てからハルさんの部屋で」
「俺のギンギン息子ちゃんどーすんだよっ」
「そ、それは」
「んじゃ口でして」
「えっ?」
「やってくんなきゃ、両手縛り付けて無理やり犯す」
ニコッと笑うと、仁はしぶしぶ頷いた。
俺はまたがったままに仁の顔まで移動して、息子ちゃんを仁の顔にもっていくと、 可愛いお口でパクンとくわえた仁。
ペロペロ、
ぐちょぐちょ、
仁はウットリしたように息子ちゃんを吸ったり、舐めたり。
頭を撫でながら、
「仁………きもちいいっ………さいこう」
と口の動きに合わせながら腰を動かす。
仁のフェラたまらんっ!
しかも、ウットリ顔。
カシャ、 枕元に携帯を見つけ思わず写メ。
仁は驚いたみたいに俺を見上げる。
その表情もたまらんっ!
カシャ、カシャ、 何枚も写メした。
*******
佐伯兄(ソウちゃん)side
うっ…………、
ダルい…、 シーツの中で目を覚ました俺。
あれ?どうしたんだっけ?
しばし考えた…。
あっ、仁くん!
起き上がると寝室には仁くんの姿はない。
ベッドから降りると真っ裸だった。
あっ、そうだ……仁くんに俺。
部屋中を捜したけど彼は居ない。
意識失ってた間に帰ったのか。
でも、 彼の変わりようったら………、ソファーに座り俺は悶える。
そりゃあエロかった!
可愛く変わるかと思ったらドSに変身!
服を裂かれるように全て脱がされたあの時。
俺はある確信を得た。
一夜だけの体験の相手は仁くんだと。
指使いや、舌のテクニック。
何度もイかされた。
あああっ!
仁くんーっ!すきだーっ!
挿入されなかったのが残念だけど、また抱かれたい!
ガンガン突かれたい!
可愛い仁くんも捨てがたいし。
ある意味本当にリバーシブル。
いいなあ。
俺はソファーにうつ伏せになり足をバタバタさせ悶える。
乱暴に押し倒された後…………
「あんた、ハルより上手そうに見えないなあ。身体もハルの方が筋肉質だし」
ビリビリにシャツを裂かれ脱がせられて、ジロジロ見られた。
「仁くんどうしちゃったの?いつもの可愛い仁くんが見たいなあって」
まさか、こんなになるなんて計算外。
本当なら可愛い仁くんを今頃抱いてて、あんあんっ言わせてたはず。
「俺とやりたかった?」
「まあ……」
ごにょごにょと口誤魔化す。
「正直だな、アンタ、顔も良いし、金持ちだから一回くらいならやらしてやってもいいぜ?」
「えっ?本当?」
叫びたいくらいに嬉しかった。
「じゃあ何されても抵抗すんなよ」
ニコッと笑う仁くん。
もちろん、頷く。
そして仁くんは洗濯ロープを持ってきて、俺の服を全て脱がせた。
な、何されんだろ?
でも、俺とヤッちゃうんだから俺のモノにもなるよね?
ハルから奪って、仁くんを俺のモノにしたい。
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