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人の振りみて我が振り直せ 3話
そして、マヨマヨとも番号を交換した。
あまり制服とか着たくないんだけどなあ。
*******
「やっぱ似合う」
次の日、マヨマヨは制服を持って来た。
美沙さんの事務所に僕達は呼ばれて、彼女の趣味である撮影会をする事に。
「ね?ケイにゃん絶対に23じゃないよね?同じ年か一個上くらい?」
制服を着た僕をジロジロ見ながらマヨマヨは疑っている。
「23だもん!僕は童顔だから。ほら、仁さんだって年相応に見えない!制服とか似合いそう」
苦し紛れにそう言ったら、
「あ~似合いそう」
とマヨマヨと美沙さんはニヤニヤしている。
きっと想像してるのかな?
「仁さんと制服プレイしたいなあ」
「あら、良いわね!写真撮らせてね」
ニヤニヤする2人を見ながら僕も想像した。
酔った仁さんの不良バージョン。
保健室で襲われたり、体育倉庫で無理やりとか。
うっ、僕ってエッチだ。
「ちょっとトイレ行ってきます」
僕は慌てトイレに。
想像しただけで、勃起しちゃった。
昨日は仁さん、お酒飲まなかったから何も無かった。寝かしつけられて、朝だったもん。
でも、仁さんの寝顔はしっかり見た。
いっぱい写メしちゃった。
僕は今朝撮った写メを出して、自分の股間に手を伸ばした。
ギュッと自分で自分のを掴む。
ゆっくり上下に動かす。
あっ……、
仁さんに激しくされている想像をする。
初めて仁さんに抱かれた夜。
夢が叶って嬉しかった。
だって、僕は仁さんをあの夜待ってたんだ。
誕生日だったから。
僕はあの日16歳になった。
仁さんと出会ったのも本当はずっと昔。
約束果たしに来た。
仁さんは僕を覚えてなかったけど、でも………いいんだ。
仁さんのセフレでもいいし、愛玩でもいい。
それが僕の使命。
だから仁さんに恋人居ても全然かまわない。
毎晩抱いてさえ貰えば。
「ケイにゃん、大丈夫?」
ドアの向こうからマヨマヨの声。
わっ、ちょっと、まだイッてないのに。
でも、ビックリしたから、ちょっと萎えたから見た目分からないかな?
「えへへ、緊張して」
なんて誤魔化しながらドアを開けた。
「ケイにゃん……僕が続きやってあげる」
とニコッと微笑むマヨマヨにギュッと抱き締められた。
マヨマヨ?
どうしちゃったの?
なんて聞く前にトイレに抱き締められたまま戻る。
マヨマヨは後ろ手でドアを閉めると、
「ケイにゃん可愛い。こんなに可愛くて純情そうなのにエロい」
マヨマヨの手は僕の股間に。
ひゃあっ……勃起してるのバレた。
「エッチな妄想したんでしょ?仁さんと制服着てやっちゃう妄想」
耳元で囁かれる言葉。
近いけど、惜しい。
だって仁さんにレイプされる妄想だもん。
「で。こんなにチンコ大きくさせちゃったんでしょ?僕ねフェラ上手いんだよ。いつも上手いって誉められる。だからケイにゃんも直ぐに気持ち良くしてあげれるよ?」
えっ?
マヨマヨ、フェラ上手いの?
「本当?」
僕が聞き返すと、
「本当、エロいよケイにゃん」
とマヨマヨは僕を見つめた。
「お願い、フェラ教えて!」
「はい?」
きょとんとなるマヨマヨ。
「僕、凄く上手くなりたいの!そしたら仁さんを気持ち良くしてあげれるから」
マヨマヨは僕をじーっと見つめ、
「ケイにゃん本当可愛くて食べちゃいたい」
とチュッと軽く唇にチュウされた。
「じゃあ、教えてあげるね」
マヨマヨは跪くと股間に顔を近づけ、口でファスナーを下ろした。
ひゃあっマヨマヨエロい!
「手より口でファスナー下ろすと相手喜ぶよ」
と僕を見上げてニコッと微笑む。
「うん。分かった」
「それで……」
マヨマヨは僕のお尻に両手を回し、ぐっとマヨマヨの顔に股間を押し付けた。
カプッ、
下着の上からオチンチンを甘噛みされた。
「やんっ」
ちょっと感じた。
カプッ、カプッ、と何回か甘噛みしたマヨマヨは、
「オチンチン舐めてって言いなよ」
と僕を見上げた。
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