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人の振りみて我が振り直せ 5話
ねえ、また……教えてね。
ってマヨマヨに言ってしまった僕は土曜日に部屋に行く約束をしてしまった。
「仁さんには内緒だよ?だって、警戒してるから」
とマヨマヨに言われ、内緒には賛成した僕。
上手くなって驚かせたいから。
そして、美沙さんに写真を沢山撮って貰って、その日は解散した。
土曜日なんてあっという間!
「ケイ、朝早くからどこ行くんだ?」
玄関で仁さんに見つかった。
「う、うん。とも、友達とね約束」
僕は嘘が苦手だから、バレないうちに出かけなければ!
「友達?誰?」
「友達は友達だもん!遅刻しそうだから行くね」
僕は上手く誤魔化し外へ出る事に成功。
マヨマヨに言われた通りに電車に乗った。
ちょっとドキドキ。
同世代の男の子の家に行くのは実は初めて。
マヨマヨの住む街の駅に着くと、僕に手を振るマヨマヨの姿。
わあ、嬉しい! 迎えに来てくれたんだ。
マヨマヨと列んで歩く。
「僕ね、こうやって誰かに迎えに来て貰って家に遊びに行くの初めてなんだ。だから嬉しい」
マヨマヨにそう言って微笑むと、
「僕もだよ。部屋に友達呼ぶのはケイにゃんが初めてだし」
マヨマヨもニコッと笑う。
友達?
「僕、友達?」
「あ、嫌だった?ケイにゃん見た目幼いから、つい……」
申し訳なさそうなマヨマヨ。
「ううん、違う。嬉しい!友達って僕、少ないから驚いただけ」
「本当?じゃあ……友達でいい?」
「うん」
へへっ、仁さん、僕に友達が出来ました!
あっ、でも、友達でもエッチな事するのかな?
なんて考えてしまった。
マヨマヨの部屋に到着。
パパさんと住んでるマヨマヨ。
今日はパパさんはお出掛けらしい。
「ケイにゃん、何飲む?」
と、マヨマヨ。
「今は……いいっ」
「どして?」
「凄く緊張してきて……だって、その……」
エッチな事をするんだもん。今更ながら緊張してきた。
マヨマヨは僕をいきなりギュッと抱きしめて、
「ケイにゃん可愛いすぎだよ」
とそう言った。
そして、キスされた。
仁さんとは違うキス。
これって友達のキスかなあ?
唇が離れるとお互いに見つめ合う。
「ケイにゃんってハーフ?瞳の色が綺麗」
マヨマヨは僕の瞳を覗き込む。
「うん。お母さんがイギリスの人」
「じゃあ、英語話せる?」
「うん」
「本当?僕、英語が苦手でさ教えてくれない?」
「いいよ。フェラ教えて貰ってるし」
マヨマヨはニコッと笑って、
「ケイにゃんって可愛くてエロい……ね、ケイにゃんからキスして?」
と可愛く言うから僕はマヨマヨの唇にキスをする。
マヨマヨの手は僕の背中から腰に移動して、グイッと腰をマヨマヨの腰につけられた。
あっ… 硬くなってる。
マヨマヨのが硬くなっているのを感じた。
興奮してるの?
唇が離れると、
「ケイにゃん、僕ので実践して。この前教えた事のおさらい」
そう言われた。
僕は跪いてマヨマヨの股間に顔を近付ける。
「口でファスナー下ろして」
マヨマヨの指示通りに僕はファスナーの先をくわえ、下ろす。
甘噛みするんだよね?
カプンと膨らんだヶ所を甘噛み。
「あっ」
マヨマヨの漏らす声が聞こえてくる。
えっと、言葉攻めだっけ?
「マヨマヨ、声可愛いね。これだけで感じた?」
見上げると頬を紅潮させたマヨマヨが僕を見つめていた。
「ケイにゃん、エロい………ね、もうくわえてよ我慢出来ない」
息が荒いマヨマヨの方がエロいよ。
ううん、色っぽい。
まだ15なのに、羨ましい。
僕はマヨマヨのモノを下着から出した。
大きい。
いいなあ。僕小さいから羨ましい。
先が濡れてる。
本当に我慢出来ないんだ。
「マヨマヨ、本当に我慢出来なかったんだね。凄くエロい」
言葉攻めをして先を舐めた。
「あっ、ケイ。」
マヨマヨはピクンと身体を反応させた。
「可愛いねマヨマヨ」
ペロペロ舐めながら見上げる。
「ケイ。真世って呼んで………僕とエッチな事する時は真世がいい」
マヨマヨは僕の頭を撫でる。
撫でながらマヨマヨは、はあはあ、と息を吐いて……その色気に僕は釘付けになる。
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