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酒は酒屋に茶は茶屋に 11話
「萌えをありがとう。もう、ご飯何杯でもいけるわ」
「当然見ていたよな?カメラあるから」
「もちろんよ、バッチリ!佐伯さんってばあまり仁の部屋でヤッてくれなかったからさ」
ちょこっと不満そうな美沙ちゃん。
「仁が俺の部屋が良いって言うんだよ、俺の部屋の隣、誰も住んで無かったからさ、声我慢しなくて良いし」
「久しぶりに良いモノみたわ~でも、私とセックスしてた時、あんなに可愛く無かったなあ~、男同士だから仁がオンナ役になるからかな?上に乗ってた仁が尋常じゃないくらい可愛い」
無垢な子供みたいなキラキラした目で語る言葉はエロ。
「あ、もしかして仁の正面からの画像ある?」
あの可愛い姿を保存したい!
「もちろんよ、見る?」
高速で頷く俺。
で、
見せて貰うとあの永久保存版の仁の姿。
あとでプリントアウトしよう。
「こんな可愛い仁を見れたのは佐伯さんのおかげね。女の子抱いてたらクールぶると思うからさ、酒は酒屋、茶は茶屋、仁は佐伯ね」
ニッコリ笑う美沙ちゃん。
なんか意味合いズレてるけどモウマンタイ(古いぜ、もう誰も覚えてないよ)
「マジで俺がいただいて良いだな」
「今更?私にはもう結婚まで進んでる相手いるし」
「はっ?まじ?」
これは驚いた。
「仁には?」
「言ってないわよ、まだ。結婚決まったら話す」
「へえ~」
この時思った。
仁はやはりショックうけるのかと。
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