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逢いたいか情、見たいが病。 27話
ハアハア息を互いに吐いて、くちくちとチンコを弄りまくる。
でも、社長はニヤニヤと鼻の下を伸ばして先輩をチラチラ見ていてイラッとした。
「社長、集中して下さいよ!」
「ふあっ?なに?」
返事はするけど先輩から目を離さない。
「ああ、もう!」
俺は身体をかがめて社長のチンコをパクリッ、
「ひゃあっ」
ビクンと身体が跳ね上がった社長は声を出す。
チュパチュパとチンコをしゃぶると、
「ああっ、仁くん、そうだよ、その調子」
と俺の頭をグリグリ撫でて、脳内で先輩とヤッてやがる!
俺はフェラを止めて、
「脳内で先輩とヤッてるのは許しませんが、実際に先輩とセックスしている所見せつけてあげますから」
と宣戦布告。
「なに?俺の仁くんとセックス?許さない」
社長のやる気スイッチを押したようで、 俺を押し倒し、社長が上で尻を俺に向けて69な体位。
「楠木、負けないぞ」
尻を向けて言う台詞かよ。
「俺の方が勝ちますから」
そして先輩と………
******
妄想大好きソウさんside
ああっ、仁くんが熱い視線で俺を見ている。
分かっているよ、君の気持ちは……電話を貰った時から。
『ソウ、今から秘書室に来いよ。エロい事しようぜ』
もちろん二つ返事さ。
やっぱりね、仁くんは俺を欲しかったんだ。
きっと裸で待っててくれている。
俺をエロい仕草で誘い………そして、
「あっ、あんっ、ソウ…おっきくて気持ちいいっ」
って騎乗位で動いてくれるんだ。
「すきっ、大好きソウ…」
俺も仁くんすきっだあっーーっ!
無我夢中で走ったよ!
そして、3分足らずで着いた。
でも、どうして秘書室?
まあ、どうでもいい。
秘書室のドアノブを回すが鍵が…えっ?何で鍵?
まさか、楠木!
俺はすぐさまポケットから合い鍵を出すと鍵を開けた。
「仁くん」
中へ入ると真っ先に楠木の姿が視界に入った。
なにぃーっ!
何だその姿は!
しかも、仁くん……
仁くん、 は だ か !
ミケランジェロみたいな、
ら た い !
フォッー!!
仁くん♪仁くん♪やっぱり裸で待ってたんだね。
そんなに待て無かった?
そんなに欲しかった?
分かってるよ。直ぐに抱いてあげるから。
って、楠木は何してんだよ、俺の、俺の仁くんにーっ!
「お前俺の仁くんに何してんだよーっ」
首どころじゃ済まないからな!
脚広げてチンコまで勃てて、このド変態!
こんな変態の毒牙に仁くんをかけれない。
とりあえず保護しよう。保護!
仁くんと向き合うと裸体が目に入る。
きゃっ、見たくて見ているんじゃないよ?
だって仕方ないだろ?何も身に着けていない君が悪いんだよ。
ううん悪くない。
悪いのは俺さ。
仁くんの気持ち知ってるくせに、楠木と2人っきりにした。
寂しかったのかい?
だから、楠木の言う事聞いて…………ああっ、ゆるさん楠木ーっ!!
「社長室に行こう」
早く可愛がって、 あ げ た い…
でも、君ってば楠木とフェラし合えとか。
どうして?
俺は考えた。ハルよりも高い頭脳で考えてみた。
そうか、謎はすべて解けた!
そういう事だったのか!
この事件の犯人は………俺だ。
そう、俺なのだ。
俺を愛するばかりに仁くんは俺の愛を試そうとしているんだ。
楠木のド変態をいかせるテクニックを見たい。
そうに違いない。
謎解きはフェラの後に……いや、違う!
わたくし、ソウ性年の事件簿。
なんちゃって。
ニヤニヤしながら仁くんを見てたら楠木にチンコをしゃぶられた。
はふんっ、 仁くん………ああ、仁くんに見られている。
椅子に座って足を組む仁くん。
ああっ、足は組まないでくれないか?チンコが見えない。
熱い視線はまるで君に目で犯されているようだよ。
「ああっ、仁くん」
仁くんが俺を……いき……そうっ、
はうっ、
「こきあえ」
仁くんの声。
君とならコキ合いたい。
楠木じゃなくて!
仁くん……抱きたい!
はっ?そうだ!楠木の変態をいかせれば仁くんとやれるやないかーいっ!
がぜんやる気!スイッチオン!
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