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論より証拠 7話
やっぱ気持ち良かねえ~。
きゅっと閉まる仁の後ろを奧までグッとぶち込み、仁の腕を掴むと身体をそらせる。
「あああんっ」
激しく声を出す仁を俺は激しく揺さぶった。
「やあっ、ビリビリくるぅ」
ビクンビクンと身体を痙攣させる仁。
「ビリビリ好きだろ、ほら、仁も自分で動かせ」
パンパンパン、パパンがパンと身体同士が激しくぶつかり、ベッドも負けじと音を出す。
「あああんっもういくー」
仁は射精をしないドライオーガニズムに達したらしく、ガクガクと激しく痙攣している。
「我慢出来ない子だな仁は。お兄ちゃんまだイッてないんだぞ?」
仁に声をかけるが、身体の力が抜けたようにグッタリと崩れ落ちた。
失神したみたいで、 楽しみが半減してしまった。
意識がない仁の身体を仰向けにして、腰をMAXで動かし、射精した俺。
やっぱ、意識ないとね~。
仕方なく仁を抱き寄せてしばらく眠る事にした。
*******
マヨマヨside
部屋に戻りイラストを見つめる。
ケイにゃん… 会いたいなあ。
そう思ってしまったら物凄く会いたくなって気付いたらケイにゃんに電話していた。
「会いたい」
言葉にしたら、
「うん。いいよ」
って返事が来て、
「じゃあ、迎えに行くから」
なんて、まるでデートの約束みたいだった。
時間を決めて、待ち合わせ場所に急ぐ。
ドキドキ……してきた。
何だろう?意識してんのかなあ?
心拍数が早い。
早く時間になれ!
◆◆◆◆◆
あれ?
時間経過。
ケイにゃんは時間を守る子。
電車遅れてないけどなあ。
待ち合わせ場所は駅からちょっと離れた所だったから改札口まで見に行った。
すると、大学生くらいの男子と一緒に居るケイにゃん発見。
友達?
近づきながら様子を見ているとケイにゃんが気付いた。
「あっ、友達、ほら、友達来たからいかないと」
ケイにゃんは逃げるように側に来た。
男子2人もついてきて、
「うわっ、友達も可愛い~ちょうど2人同士だからさ、一緒にカラオケいこうよ」
へらへら笑いながら言われた。ああ、ナンパかあ!
「ねえ、いくつ?高校生?」
軽そうな男子2人。
前なら散々お金出させて遊んだ後に男だとネタばらししてたけど、 今日はケイにゃんが居るし。
「2人共男だけど?あんたら、そっちなん?」
とネタばらし。
「はあ?まじ?」
男子2人はケイにゃんをジロジロ見ている。
あんま、見ないで欲しいーっ!
ケイにゃんを隠すように前に出ると、男子の手を掴み、胸を触らせた。
ペタンコの胸に、 まじかよーっ!と嘆く男子。
男子2人は男をナンパした~と会話しながら去って行った。
「ありがとうマヨマヨ!めっちゃしつこかったんだ」
ケイにゃんはホッとしたように笑う。
「行こう」
ケイにゃんの手を掴む。
また変な男らに絡まれないうちに部屋へ行きたい。
ケイにゃんを誰にも触られたくない。そんな独占欲が心に小さく芽生えた。
掴む手が汗ばむ。
緊張してるのかな?
汗かいてるからケイにゃん嫌かな?
色んな心配をして歩くけど、ケイにゃんは手を解かない。
それが嬉しい。
部屋に着くと、ケイにゃんを抱きしめたい衝動に駆られた。
めちゃくちゃ抱きしめたい。
「マヨマヨ、水飲みたい。いい?」
お願いするように首を傾げるケイにゃん…。
「うん、待って」
冷蔵庫から水が入ったペットボトルを出してグラスにそそぎ、ケイにゃんに渡す。
「ありがとう」
笑顔で受け取り水を飲むケイにゃん…。
ゴクンと飲む仕草がエロい。
なんか……違うものを飲んでいる妄想してしまった。
違うもの。
もちろん……精液。
もう、頭の中がその事でいっぱいになる。
そんな時、
「あっ、つめた…やっちゃった」
グラスの端から水が零れて唇も喉元も服も濡れていて、
「マヨマヨ~ごめん、何か拭くもの」
照れたようなケイにゃん。
「うん」
そんなケイにゃんが可愛くてエロくて、
つい、ペロッと口元の滴を舐めた。
「ひゃっ」
ちょっと驚いたような声を出すケイにゃんの首筋に流れる滴も舌先で舐めた。
もっと舐めやすくする為にケイにゃんの顔を少し上げると、舌先を使いペロペロと滴を舐めとる。
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