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急いでは事を仕損じる。 14話
先生は仁さんの横に僕を寝かせた。
先生のベッドはキングサイズ。
「男3人でも余裕なベッドだろ?」
先生は僕のシャツに手をかける。
「3Pとか……する気ですか?」
僕は抵抗せずに聞く。
「いいね。それも……マヨは何が聞きたいのかな?」
先生の手はシャツのボタンを全て外した。
「エッチな事をしなきゃ、あんな色気タップリなイラスト描けないじゃないですか。今、僕にしているような事……してたんですか?」
先生の手は僕の胸を弄り始める。
小さい僕のピンク色の突起部を指先で摘み、グリグリと弄ってきた。
あっ……、
小さく声が出てしまった。
「可愛い声だね。ケイナもそんな可愛い声を出してたよ」
そう言って先生は口に僕の乳首をふくんだ。
舌先で執拗に攻められ、身体がピクンと反応する。
可愛い声?
ケイナにもやっぱりこんな事を……
「甥っ子さんを抱いてたんですか?……ンッ」
チュクッって乳首を吸われた。
「………抱いてたよ」
先生はそう答えて僕のズボンを脱がした。
「や、待って!」
ケイナを……抱いてた?
「待って、先生、やめて」
僕は初めて抵抗した。
でも、先生は止めてくれない。
下着を乱暴に脱がされ、後ろに指を入れられた。
「や、やだってば!」
力の限りに抵抗してみるけど先生に馬乗りにされて逃げれない。
そして先生は仁さんを縛っていたネクタイを外すと僕の手を拘束した。
「や、いやーっ」
頭を振って嫌だと言っているのに先生は僕の両足を広げて、後ろを舐めてきた。
舌の感触が伝わってくる。
中にまで舌が……
「やあっ、先生やだあ」
足をバタつかせたら、仁さんに使うはずの拘束具を両足につけられ、足を動かせなくなった。
「マヨ、初めてを俺が貰うね……欲求不満だって言ってたもんね」
「ちが、……やめてよ先生」
僕は首を振る。
「マヨは何を知りたいの?」
先生は僕の後ろに指を突っ込みながらに聞いてきた。
「あうっ………やっ、やだあ」
指が奧まで入れられた。
「後ろ、処女だけあってキツいな」
中に先生の指を感じて、その指が中で動かされて、
「あっん、やっ」
声が出る。
出すつもりなんてないのに、中で指を動かされる度に息が荒くなる。
「ほら、嫌じゃないじゃん、すげえ感じてる」
「んっ、あっ……ちがっ」
手を自由にしたくて動かしてみるけど、キツく縛られていて解けない。
その間にも先生の指は出し入れを繰り返され、
あっ、ああっ……んんっ、
僕は嫌なのに快楽に襲われ、喘ぎ声を出してしまう。
「勃起して可愛いなマヨは」
快楽に反応して大きくなった僕のを先生は口にくわえた。
「やっ、せん、せえ、だめっ」
ぐちゅ、ぢゅる、ヂュルヂュル……
先生はわざと音をさせて僕のをフェラして、 後ろに挿っている指は2本に増やされていた。
「んあっ、あっ、ああっ」
先生が頭を上下に激しく動かしながらフェラするから、僕はもう……
頭が真っ白で、 ただ、攻めてくる舌を喘ぎながら待っていた。
だめ、
いく……………、
ビクンビクンと身体が跳ねるような感覚の後にフッと力が抜けた。
瞬間、 先生の口内に射精した。
「んんっ……はあっ……」
息を大きく吐いて僕は、泣いてしまった。
「せんせえ……もうやめてぇ」
初めて泣きながらお願いをした。
いつもは逆。
僕に皆が泣いて、別れないでと言ったり、もっとしてと言われたり、 でも、先生は後ろを弄るのをやめてくれない。
「もうちょとほぐさないと痛いな」
そう言いながら後ろに指を挿れては唾液で濡らして執拗に攻めてくる。
「せんせえ、やめてってば」
泣きながら叫んでみると先生は、
「もう挿れても大丈夫だよ」
そう言って、指とは違うものを押し付けてきた。
「いや、やだーっ」
首を左右に振る。
でも、ズズッ、 違和感を感じる。
何かが侵入してくる。
「マヨ、スゴい……キツいな。気持ちいいよ」
「やあ、やだっ抜いてよー先生、抜いてっ」
僕は泣き叫んだ。
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