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窮鼠、猫を噛む 16話
あ~、くそ!逃げれない!
ギッチリ縛られた両手はどんなに外そうとしても解けないんだよーっ、 ケイがモゾモゾと不自然な動きを始めて、ん?となった。
唇が解放されたと思ったらケイが下着を脱いでいた。
あ、そっか、脱いでなかったから挿れにくいもんな。
ウッカリな部分がケイっぽくて可愛いと思う。
いきなりな成長を見せられたけど子供部分もちゃんと残っている。
下着を脱いですっぽんぽんなケイを改めて見てしまい、目をそらす俺。
いやらしい身体になっているじゃないかケイめ!
俺の身体に再度馬乗りになるケイ。
「仁さん………気持ち良くしてあげますから」
ケイはそう言うと猫のようにしなやかに身体を動かし、 俺の股間へと顔を持っていく。
何をされるか分かるから、
「駄目だ」
と叫ぶ。
でも、聞くわけがない。
俺のJrをパクンと咥えた。
「やっ…」
思わず漏れた声。
ケイの口内はヌルリとして熱い。
舌が直ぐに絡んできた。
まるで、 生き物みたいに。
ハルさんとは違うフェラ。
ケイのフェラは、ゆっくりと、ジワジワくる感じ。
何か、試されてるみたいな。
「ケイ……」
名前を呼んでケイに視線を向けると、俺のを咥えたまま、上目使いでこちらを見てきた。
うっ、 くそう!色っぽい!
本当にそう感じた。
口をすぼめて、ゆっくりと上下に顔を動かすケイは、俺がどう感じるかを見ている。
じゅぽ、じゅぽ、って俺のを食らうケイ。
ガキだったくせに!
「やっ……ああっ」
舌使いが妙に上手くなっていて、竿に舌を絡めてきて、それで一気に吸う。
ビリビリって電流が適度に俺の身体を襲ってくる。
だめって言いたい。
でも、現実の俺は両足をいつの間にか広げて、喘ぎ声をだしている。
だめ………
これ以上はだめっ、
「けい………いくっ…………」
あ、違った!
「もう……やめっ」
力が入らなくなり、自分の荒い息が耳について、すげえ嫌だった。
そして、 頭が真っ白になって、
ドクンと自分の体内から生温かい体液をケイの口内へ出してしまった。
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