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縁の下の力持ち 4話
「冗談だよバカがき」
俺はマヨの額にデコピン。
バチンと音がした。
「どうせ馬鹿ですよ。でも、佐伯さんは帰しませんから」
「あっそ、まあ、無理矢理帰るけどな」
俺はマヨをひょいと肩に担いだ。
「や、だめ!佐伯さん邪魔しないであげてよ!ケイは必死なんだから」
そう叫ぶマヨも必死に見えるんだから何か事情あんだろうな。
しかーし!俺の仁は誰にもレンタルしない!
レンタル、だめ、絶対!
玄関を出て駐車場に。
俺の車の後部座席にマヨをポイッと押しこむ。
きっと、運転の邪魔してくるんだろうを見込んで手錠をガチャン!
ん?何故手錠を持っているかって?
元刑事だからよ!
…………あー、嘘。
カーSEXの必需品。
仁を拘束していちゃこらする道具。
手錠をドアに繋ぐ。
美少年ってつくづく拘束具が似合う。
マヨもこのまま襲いたいレベル。
まあ、やんないけど。
エンジンをかけた頃にはマヨもすっかり大人しくなった。
「なあ、マヨはケイが好きだろ?」
質問にマヨはだんまり。
「好きじゃなきゃ必死になんねーし、それにお前泣きそうだしな」
「な、泣いてないし」
小さい声で返ってきた返事は泣いてないというより泣いてます!だなっ。
鼻声だ。
「好きってちゃんと言ったのか?」
「言ったよ。でも、ケイは仁さんが好き……フェラもエッチな誘い方も全部仁さんの為に練習してんだもん……無理だもん」
そう言ってグスグス鼻を啜るマヨ。
「恋愛童貞か……マヨは恋愛より先に身体から入ったタイプだもんな。本気な恋愛になるとダメ」
「うるせえ、説教すんなじじい!」
「生意気な口聞きよって!ケツに玩具突っ込むぞ、そしてアンアン言わしちゃろか?愛しのケイの前で」
「ふんだ、できねーくせに!」
「あっそ」
俺は人気がない道へと車を止めて、後部座席に。
そして、ドアをあけて、クソ生意気ちゃんの顔を覗く。
見事に泣き顔。
こりゃまた可愛いこと。
「なにしてんだよ」
泣き顔で生意気言われてもなあ。
「ケツに玩具突っ込む言ったろ?有言実行」
俺はマヨのズボンとパンツを下げた。
ぺろーんと現れるチンコ。
ガキのくせに意外とな……
「マジすんのかよ!変態」
マヨは今更ながらジタバタ。
「俺が紳士じゃなかったら部屋で今頃ケツにチンコぶち込まれてたんだ、暴れんな」
「はあ?説得力ないし!今のアンタは紳士じゃなく変態だ!」
ガシャガシャと手錠の音をさせマヨは抵抗。
どうせ部屋でも抵抗したんだろうな?ほんと、説得力ないのはどっちだ。
俺は座席の下に置いているローションと玩具を出す。
「な、なんで持ってんだよ!」
「俺はエッチな道具専門の四次元ポケット持ってんだよ、ほーら玩具いれまちゅよ」
マヨの足を掴み、赤ちゃんのオムツ変えみたいなポーズをさせた。
ローションをアナルちゃんに塗る。
「やめろ変態!じじい、シね!」
可愛い顔して言葉だけは信長似だな。
俺は無視して玩具をグリグリと押しこむ。
「やあーああっ」
美少年の絶叫かあ。ケイもよく絶叫してんもんなあ。
グリグリする度に玩具は中へと侵入していく。
「や、抜けよ!変態!」
「やーだね。お前が生意気言うからだろ?」
「子供相手に大人気ない!」
「都合良い時だけ子供か!恋愛童貞さん、大人しく玩具でいきなさい」
ググッと押しこむ。
「ああッ」
マヨの絶叫を消すように玩具を振動させた。
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