260 / 326

縁の下の力持ち 5話

振動するボタンをポチッとな!と押す。 「やー!ぬいて!」 振動にさすがのナマイキマヨも抵抗! ぶぶぶぶぶ、 これが仁なら 「やあぁぁーん、びりびりくるぅ!」 と可愛く喘いでくれんのになあ。 「とりあえず、このままで!」 俺はマヨのチンコを隠すように上着をかぶせた。じゃなきゃ、外からバイブ突っ込んでチンコを丸出しの美少年が丸見えだもんな。 「ふざけんな!抜けってば!」 「アパート着くまで喘いでなさい!生意気きいた罰」 俺はバタンとドアを閉めて、運転席に戻る。 「やあ………んんっ、あんっ」 何のかんの言いながらマヨは喘ぎ出したぜ。 腰も浮いてるしな。 そんなマヨをミラーで確認しながらエンジンをかける。 ◆◆◆◆◆◆◆ マヨマヨサイド ばかばか!変態じじい! こんな変態とよく付き合えるよね仁さんは! 僕の中で振動する玩具が変な声を出させる! やだ、こんなのでイキたくない! イクならケイの中で……… ケイ……… いま、エッチしてるよね?仁さんとしてるよね? そんな事を考えてたら泣きそうになる。 僕は馬鹿だもん。 初めて誰かを好きになったから、どうして良いか分からない。 僕はどうしたら良かった? あのままエッチすると知ってたなら邪魔したら良かった? だって、胸がキューってくる。ケイがエッチしてると思ったら…… 泣きそうになる度にお尻の玩具が振動するから泣かなくてすむ。 「あんっ……あっ……いくっ……」 玩具を抜こうとバタつくと奥まで入ってくるから気持ちいい場所を刺激され、僕は……… 「けい……あっ、」 なま温かいものがお尻をつたう。 「んっ……ふぅ……あっ……んんっ」 僕は頭がだんだんと真っ白になってケイとエッチしている感覚に陥ってゆっくりと腰を動かす。 「けい………すきっ……」 好きって言葉にすると凄く気持ちいい。 すき、けい……だいすき。 仁さんとエッチしないで……… 僕を好きになって…… いつの間にか僕は玩具が嫌じゃなくなり、気持ち良さに喘いでいた。

ともだちにシェアしよう!