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愛は小出しにせよ 12話
「ほんと、お前は無防備過ぎるからヤられるんだ!」
ほんと、コイツってば色気ダダ漏れやし、隙ありすぎ!!
ちゃんと躾ないと、他の野郎にまた……しかも、エロスイッチ入ったら自分でも止められないっぽいし………ほんと、こいつ、縛りつけて監禁してやろうか?ぐへへって、変態になりそうだ。
「う~、ごめ……なさ、…はるさ」
俺に押さえつけられ、ポロポロ涙を零す。
あ~~、こいつ、コレでマジで三十路かよ?
どーみても、20歳そこそこにしかみえん。
大の男がボロボロ泣いてさ、まあ、泣かしてるのは俺なんだけどね。
いや、泣くとコイツ、マジ天使!
あーー、くそ!このまま犯す!!
「謝ってもだめだ仁、お仕置き」
「やっ、ごめ、はるさ……やだ、きら、嫌いにならない……」
俺がエロ魔王に召還されたのに仁は天使のごとく泣きじゃくる。
もう、咳き込むくらいに、
くそ!ぼけ!可愛いんじゃ!!
俺は咳き込む仁を横向きにして背中を擦る。
あ~、こいつ、マジ羽根あんじゃねーの?って背中を思わず確認。
「仁、ほら、泣くな」
小さい子が泣きじゃくるみたいになってきて、怒るのも悪い気がした。
だって、仁は悪くねーもん。
で、抱き寄せて、ずっと背中をさする。
「悪かった、な?もう怒ってないから泣くな?」
頭も撫でてやるけど、泣きやまない。
「きらいに……ならない……で」
かすれた声で何度も言うし、ほんと、俺はコイツには勝てない。
もう、メロメロよ。
メロンパンナちゃんにメロメロパンチ連打されたみたいにさ。
泣きやまない仁を仰向けにして、オデコから、頬にチュウしまくる。
涙をベロンって舐めた。我ながら変態。
そしたら、ビックリしたか、それとも、落ち着いてきたのか、仁が泣き止んだ。
濡れたまつ毛も可愛いやんけ、ボケ仁。
瞼にもチュウ。
そして、唇にもチュウ。
くっつけた仁の唇を舌でこじあけて、口内へ侵入させる。
仁の舌を捕まえて絡めた。
くちゅ、くちゅ、ってエロい音。
すると、仁からも舌を絡めてきた。
そうなると、キスも深くなるよな?
何度も何度も角度を変えてディープキスをする。
唇を離して仁をみると、顔を赤らめてトロケた感じになりやがって、そんなエロい顔されたら、チンコも勃つわけよ。
「エロい顔……ほんと、お前ってどんだけ俺を惚れさせる気だよ?」
そう言って首筋に吸血鬼よろしく吸い付く。
「あんっ」
可愛い声を出しやがってえええ!
「仁、お前のせいでチンコ勃ったんだから責任とれよ」
俺は起き上がり仁の顔の近くで跨がる。
勃起した見事な俺のチンコを仁の唇に押し付ける。
「咥えろよ」
俺の命令を素直に利いて可愛いお口でパクンと咥える仁。
で、俺は仁の頭を押さえて、腰をヘコヘコと振り出す。
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