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愛は小出しにせよ 20話

「うっせえなぁ、もう!」 ハルは面倒くさそうに窓をあけた。えっ?開けるの?とビックリもした。普通、やってる時に開けないだろ?あ、脅したからだけどさ。窓ガラス割るぞって。 中へ入ると仁くんの全貌が明らかに……なんという事でしょう……マイエンジェル仁くんはシャツのボタンを全部外しているのにブレザーまでちゃんと着ているし、ネクタイも緩くつけている。 パンツを太ももまでずらされ、穿いていた制服のズボンは足元に。脱いだままに落ちているのです…… もちろん、可愛いチンコ丸見えだ。 ふおおおおおーーー!!いい、実に良い!! ナニコレ?キタコレ?写メしたい。 「みんなよ!」 ハルはシャツの裾で仁くんのチンコを隠した。 隠さなくていいのに……。 「何しにきたんだよ?」 仁くん腰から腕を回し、チンコをさり気なくガードしながら言うハル。 「コンビニ行こうと外に出たら、じ、仁くんの嫌がる声が聞こえてきたんだよ」 なんてね、本当は覗いてたんだけどね。 「まじかよ、声丸聞こえか」 「そ、そうだ!いや、らめぇとか聞こえてただ事じゃないと、カーテンも揺れてたしな」 ああ、めっちゃ可愛かったなあ、仁くん。「んっ、んっ、」とかさ喘ぎ声。ハルにぶち込まれているのが気に食わないけど。 「きこえてたの」 震えるような仁くんの声。可愛い。 「そうだよ、だから助けにきたんだ!」 仁くん安心して……助けてあげる。そして、次はソウお兄ちゃんと繋がろう……いっぱい愛してあげるから。 「ほらぁ、聞こえるってゆった!ゆったのにい」 仁くんがシクシク泣き出した。可哀想に怖かったんだね。涙を拭こうと手を伸ばす。 「勝手に触るな!」 パンッと手を叩かれた。 「ソウ、余計な事言うなよ、泣いただろ?」 「はあ?自分のせいだろ?って言うか離れろよ、そして、仁くんにパ、パンツ」 パンツ穿かせなくてもいいけどね。でも一応、紳士だからさ!ふふっ、 「まだ、いってねーんだよ、俺は!!」 「やっ、ハルの大きくなったあ」 仁くんが衝撃な事を言った……えっ?まだ、中に入れたまま?いれたままで会話してんの?バカハルは? 「そういう仁も締め付けて来てるぜ?ソウに見られて興奮した?」 しめつけて……くそおおお!!ハルのチンコはまだ、仁くんの中。 仁くんは潤んだ目で見ている。 「やあ……みたいでぇ、んんっ、あんっ」 仁くんは目の前でハアハア息を乱れさせ始め、頬がリンゴみたいに紅い。 「ハル、お前……と、とにかく抜けよ……仁くんキツそうだ」 「ん、座りたい……」 足ががくがくしている仁くん。疲れてるのかな? 「座りたいのか?」 ハルは仁くんを前に抱いたまま、ソファーに座った。もちろん仁くんを膝に乗せて。 ん?違うくない? 「は、ハル!抜いて座らせろよ!」 仁くんの腕を引っ張り、ハルの上から退かせようとするのに「ふざけんな!」と仁くんを押さえるハル。 「ダメだって!」 「ふざけんな!」 を数回繰り返していると、 「あん、きもち……いい、それ、奥までくるのぉ」 仁くんの身体が上下に動いていたのをその時気付いた。そうだ、ピストン運動をさせてしまっていたのだ。 「お兄ちゃん、もっとしてぇ、そえ、きもち……いいのお」 ウッカリとした顔でこちらを見る仁くん。 お兄ちゃん、もっとぉ……ああ、仁くん……やっぱり、ソウお兄ちゃんとやりたいんだね。 仁くんの両腕を引っ張り身体を揺らしたら、「あん、おく、おくまで、ついてぇハルぅ」と叫んだ。 えっ?ハル? 「だ、だめ、気持ち良くなっちゃ、ほら、ハルから降りて」 「や、気持ちいいの好きなの!もっとぉ」 仁くんはハアハアと息を荒く吐く。 「コイツ、気持ち良くなると理性がぶっ飛ぶんだよ、こうなったらもう、無理だ、気絶するまでやりたがる」 ハルの説明で、制服仁くんを気持ち良くしてあげた時に乱れたのを思い出した。薬のせいだと思っていた。 違うの?理性がぶっ飛んでるだけ? 仁くんの両脇に手をいれ、ふんぬ!!と持ち上げた。 すぽん!!って感じでハルのチンコが抜けた。 「何してんだ!」 ハルは仁くんの腰を掴み引き戻した。そしたら、「ああああああ!!」と仁くんがビクビクと身体を痙攣させた。 えっ?勢いよく中にハルのチンコ……挿っちゃった? 「ビリビリくるぅ……ビリビリ……きたのぉ、もう1回」 仁くんは両手を目の前に差し出してきたから引っ張った、もちろんハルが腰を掴まえて戻す。 「あん、ビリビリ、ビリビリきたのお」 仁くんは「お兄ちゃん」と首筋に両手を回してきて、腰をヘコヘコ動かしだした。 「こら、仁、抱きつく相手違う、ほら、こっち向いて座れ気持ちしてやるから」 俺から仁くんを引っぺがし、向き合う感じで座らせたもんだから可愛いお尻が丸見え…… だけど、仁くんの可愛い小さな穴にハルのクソチンコがしっかり挿入されているのも見えてるしまう。 「いっぱい突いてぇ」 仁くんはハルにしがみつき息を荒く吐いていた。

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