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第4話

「美沙、お前なあ~」 嬉しそうに大人の玩具を見せる美沙に飽きれるを通り越して抹殺したい。 「これね、チンコにかぶせてしごく玩具で、これはアナル用。あとね乳首に当てると気持ち良いヤツとね。あと首輪に拘束具でしょ」 ケイ少年と佐伯さんに嬉しそうに説明する美沙は子供のキラキラした瞳をしていて、 って、佐伯さん! いつの間にか佐伯さんが部屋に居た。 「佐伯さんいつの間に!」 「鍵開いてるぜ」 佐伯さんは玄関を指差す。 あ…、 忘れてた。 「拘束具とか良いなあ。これって足と手を繋ぐんだろ?」 佐伯さんは真剣に見ている。 「首輪もエロいな」 佐伯さんは首輪を手に取り、ケイの首につけた。 「やだあケイ君萌え」 美沙はまたもや目をキラキラしている。 だが、ケイは首輪が確かに似合う。 可愛いワンコって感じ。 「じゃあ次はコレをしような。」 「ケイくん怖くないからねえ」 変態2人はハアハアしながらケイに拘束具を装着しようとしている。 「お前らいい加減にしろ!ケイは怪我してんだぞ」 俺は2人の変態からケイを守るべく、またまたケイをひょいと抱き上げて逃げた。 連れて逃げた場所はロフト。 荷物置きにしていたがケイに貸そうと思っていた。 「今日からここに住んでいいから」 「ありがとうございます。あの、寝るのもここですか?」 「だな、あのベッドで2人寝るわけにもいかないだろ?」 「…僕、一緒が良いです」 はい? 「仁さんと一緒が良いです」 「お前なあ!」 いい加減に…と言おうとしたら、 「ダメですかあ?」 大きな瞳は涙で潤んで俺を見ている。 な、なんて顔するんだよお! 女の子みたいにピンクの柔らかそうな唇が、 「1人は嫌です、足痛いから1人じゃ動けない」 と俺に訴える。 そ、そんな可愛い顔したって……。 「と、とりあえずは同じ部屋で寝ていいから、足治るまでな!」 と言ってしまったじゃないか!くそう!

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