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鬼が出るか、蛇が出るか 16話

誰かとお風呂ってパパ以来。 ケイナとお風呂は楽しい。 2人で洗いっことか出来るし……。 シャワーをお尻にあてて、中を洗おうか悩む……セックスしたけど、お尻に指入れて洗う行為はさすがに恥ずかしい。 ケイナを先に上がらせて、洗おうか?悩んでいると、「マヨ、どうしたの?」と聞かれた。 「えっ、あの……」 どうしようって思ってたら、太ももにツーと何か流れてきた。 ビクッとなった僕に気付いて、太ももに視線が。 「あっ……」 ケイナは気付いたみたいだ。 「ごめんね、僕……中で出しちゃったから」 「あ、謝らないで!!」 謝られたら嫌だ!セックスを否定されるみたいで嫌だ。 「僕が洗ってあげる」 「えっ?」 「シャワー貸して」 ケイナは僕の身体を後ろ向きにすると、シャワーをあて、アナルに指を入れた。 ピクッと反応しちゃう僕の身体。 なんでだろ?恥ずかしいかも……。 お尻を洗って貰うとか初めてだもん!! パパに身体を洗って貰っていたのは小さい頃。 あの頃は恥ずかしさとかなかったし、パパとお風呂というのが嬉しくて楽しくて……でも、同じ洗うでも、洗う場所と相手でこんなに恥しくて……羞恥心感じちゃうなんて、初体験。 「マヨ、お尻をもっと高くして」 ケイナに言われて恥ずかしいけど、壁に手をついてまるでバッグするみたいな体勢。 シャワーが当たるとくすぐったいし、なんか……気持ちいい。 指が中へ入ってきて、中でうねっている。 ケイナの精液出しちゃうの勿体ないとか僕は変態かな? 指が奥へ届いて、気持ち良いとこに当たった。 「あっ、」 声が出ちゃう……。 ケイナは奥ばかり刺激してくる。シャワーも僕を気持ち良くしてくれて、いつの間にか腰が動いていた。 「マヨ……気持ち良くなった?」 耳元で聞かれて「……うん」って返事をした。 「僕もエッチな気持ちになってきちゃった」 「えっ?」 ケイナの言葉に僕は振り向く。 「だって、マヨ……凄くエッチなんだもん」 ケイナは凄く色っぽい顔で僕を見ている。 「……きて」 思わず、言葉にしてしまった。 「入れてケイナ……僕も欲しい……」 お願いをしてしまった。 もっと、もっと、ケイナが欲しい。 ケイナももっと僕を欲しがってほしい。 僕のお願いをケイナは聞いてくれるのか……シャワーを止めてお尻におちんちんをくっつけてきた。 勃起しちゃってたの?ケイナ……僕を見て……エッチな気持ちになってくれたの? 凄く嬉しい……。

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