50 / 326
第17話
塞いだ口から漏れる仁の艶っぽい声。
グリグリと続けているとビクンビクンと時より身体を震わせる。
仁…………やべーわ!
お前可愛すぎやろーっ!
「んんっ……はあっ」
荒く乱れる仁。
塞いだ口を俺の顔の方へ向け、手の代わりに俺の唇で塞いだ。
仁の唇やわらけえ!
くちゅ、と唾液の音がした。
塞いだ唇を薄く開けた仁。
もちろん舌いれますよーっ!
絡ませて仁を味わう。
はあっはあっとお互い息を漏らす。
「…さ…ん、イッ……」
仁が息を荒げながら何か言っている。
唇を離すと、
「おれ…もうイク…………いかせて」
頬を紅潮させ、潤んだ瞳で俺におねだり。
ああああっー!
仁、仁、仁、お前可愛い可愛い可愛い可愛い!
惚れてまうだろーっ!
俺は心でシャウトして、仁をいかせるべく手の動きをMAXにした。
手コキマシーンと化した俺の手。
仁は俺にキスをねだり、腰を動かし、乱れに乱れまくり、
ムスコちゃんから勢い良く白濁な液体を放たせた。
「んっ、はあ…」
ついでに言うと俺もイッた。
ぐったりと倒れそうになる仁をガシッと抱き止めた。
「気持ち良かったか?」
耳元で囁くと、
素直に頷いた。
おまっ、可愛すぎ!
俺は便座のフタを閉め、仁を座らせる。
肩がまだ震えていて可愛い。
不良息子は俺の手コキマシーンですっかり改心したように大人しくなっている。
俺は跪くと仁のムスコちゃんを舌でペロペロと舐めた。
「や、やら」
やら?
やらっておっしゃいました?
俺の耳はゾウの耳のごとく大きくなるよ。
もう一回言えよ仁。
パクンとくわえる。
「や、もうやら、さえきさあん」
どの口が言うんだそんな可愛い事を!
顔を上げて仁を見ると、真っ赤な顔で恥ずかしそう目を伏せた…………………おまっ、なんて顔すんだよおっ!
俺はムスコちゃんを解放し仁の唇にむさぼりついた。
可愛いーっ、
仁、お前可愛いよ!
ともだちにシェアしよう!