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第18話
仁side
イク、やべえ、もうイク!
俺の息は荒くなっていて、口を塞ぐ手の指の間から漏れる息が、
ゴーパーゴーパー、ってまるでダースベイダーじゃん!
それに佐伯さんのテクニックがヤバい!
自分で手コキするより数倍も気持ちいいーっ!
うまい、上手いってもんじゃないよ!
じゃじゃ馬ならし……
俺の不良息子は佐伯さんにすっかり手懐けされてんだよ!
くちゅくちゅってイヤらしい音は俺のムスコちゃんが発しているようだ。
「んっ、んっ、」
佐伯さんの手が執拗に俺を攻めるから頭真っ白になりかけ。
いく…………………もうだめ!いきたい!
「いく…………いかせて」
ああっ、俺何血迷ってんだ?
何口走ったーっ俺!
顔が動かされて、柔らかい何かが唇に押し付けられた。
これ、これってまさか!
ちゅう!
俺、佐伯さんとチュウしてんじゃん!
でも、
もう、なんも考えれない。
口内にヌルッとした生き物が入ってきて、俺の口ん中を侵略していく。
そっかー佐伯さんエイリアンだったのかあ。
激しいキス……………………俺、嫌いじゃない。
もう限界。
佐伯さんの手が神の手のように俺を天国へと導いた。
パトラッシュ………僕はもう……………。
真っ白になっちまったよ。おやっさん
たてー、起つんだ仁ーっ!
なんて現実逃避してもイッた事実は変えれない。
グッタリとした俺を便座に座らせた佐伯さんはなんと、よい子に改心したムスコちゃんを舐めた。
ペロペロとなっ!
ビクンと震える身体。
今、イッたばかりなのに!
「やら」
ヤダって言うつもりが噛んだ!
そしたら佐伯さんがなんだかスイッチ入ったように俺に襲いかかった。
キスされてます俺!
しかも佐伯さんキスも上手い。
「仁、色っぽい顔だな。また気持ちよくなりてえだろ?」
何聞くんだこの人。
で、コクンと頷く俺。
何頷いてんの俺。
「分かった、じゃあ俺の部屋で可愛がってやるよ」
そう言うと佐伯さんは下半身裸の変態格好の俺を肩に担ぎ上げて、佐伯さんの部屋へと連れていかれた。
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