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鬼が出るか蛇が出るか 26話
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ハルside
本当、ソウは隙あらば仁によからぬ事をしようとするからな。
今だって酒飲ませやがって!仁の場合、酒飲ませて犯るというより、犯されるのに。
あっ!!まさか……それが狙い?
「仁?」
ぼんやりしている仁の肩を掴む。
無反応……なんだけど?あれ?まだ酔ってないのか?
「仁くーん、お酒足りたいならまだあるよ」
「ソウ!お前は黙ってろ!」
仁に近付くソウを押し退ける。
「ハルさん……」
俺の名前を呼ぶ仁。さん付けだからまだ、普通みたいだな。
「どーした?」
「ハルさん……俺……我慢できない」
「気持ち悪くなったか?」
「ううん、ハルさんとエッチしたい」
「は?」
何言い出しました?この子?
エッチしたいって言いました?
「んん?今、何って言った?」
「ハルさんと……お兄さんと……3Pしたい」
「はあ?」
「えー!!仁くーん!」
俺は驚き、ソウは目をキラキラさせて喜んでいる。しかも鼻血出すんじゃね?ってくらいにふんふ、ふんす、と興奮している。
「気は確かか!!」
俺は仁の両肩を掴む。
「身体が火照って……」
仁は確かに頬が赤い。これは酔っているせいか?
でも、酔った仁は誘って来ない……エロテロリストショタっ子にはまだなってないはず……口調が通常の仁の喋り方。
えっ?通常仁のまま、エッチな気分になったって事?
そんな事、天地がひっくり返ってもない。何か変なもの……あっ!!
「ソウ!!お前、酒に変なモノ入れただろ?媚薬みたいな」
それしかない!とソウを睨む。
「ハルさん……早くう!」
仁が俺の胸ぐら掴み、自分の方へ引っ張ると熱烈チッスをかましてきた。
ベロチュー……上手いっす!仁。
んちゅ、んちゅ、って舌が絡んでくるものだから俺も舌を絡ませる。
「えー、ずるい!!俺も!」
ソウが間に入ってこようとするからドンと身体を押す。
このまま仁を押したい。
エッチしたいって言ったよな?このエロ天使様は……。
唇が離れると「熱い……ぬがせて……」と潤んだ瞳で俺にオネダリ。
くそう!!可愛い可愛い!!
俺はたまらず、仁の服を脱がしていく。
「お兄さんもきて……」
仁はソウをも潤んだ瞳で見る。
「ソウはいいだろーが!」
「やだ……3Pしたい……2人にグチャグチャにされたい……いっぱい……俺を犯して」
仁は自分で下着を脱いだ。
わあお!!通常仁でこの大胆さ……凄い。
いつも、あんなに恥ずかしがるのに……これはこれでOKです!!
素っ裸の仁。
すると仁は自分でアナルに手を持っていくと俺達の前でなんと、アナニーを始めた。
指を2本入れて、グチュグチュと出し入れ。
ソウが見ている事も忘れて俺は見入ってしまった。
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