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人を見たら泥棒と思え16
「暴れんなクソガキ」
両手をベッドに押さえつけられた。
「やだやだやだやだ」
首を振りまくる俺。
「あーもう、ケイの前で犯すぞ」
はい?
この人はやりかねない。
大人しくなるしかないけど…………頭振りすぎて視界ぼんやりだあ。
*******
エロ佐伯ふたたび
ベッドに押さえつけた仁は荒く息を吐く。
熱のせいで火照っているし、
なんか色っぽい。
車内でコイツの頭触ったら熱かった。
アパートに着くまでも何だか息荒いし。
仁はめったに風邪引かないから体温計とか冷えピタとか持ってないだろうと、部屋に取りに行って仁の部屋行くと、へたれ込んでるしな。
抱き上げてベッドに寝かせた。
くそー…………………………仁抱きてえ!
でも、ケイ居るしなあ。我慢の子になるしかねえか!
その内に美沙ちゃんが孫七ちゃん連れて戻って来た。
「風邪じゃな」
孫七ちゃんはアッサリと診断。
「注射とかうつ?」
「あんまやりたくないわい。熱は無理して下げなくても良かとさ、熱はウィルス殺す為に出るとやし、まあ、長う続いて辛そうなら座薬置いていくで、それから美沙ちゃん早くオッパイ吸わせてぇなモミモミしたい~」
って、美沙ちゃんまたオッパイ武器にして…………。
美沙ちゃんは孫七ちゃんを連れて車へ。
「ケイ、仁は大丈夫だからさ」
と俺はホットミルクを渡す。
睡眠薬入りだとは知らずにケイは飲んでいる。
へっへっへっ…………………イタズラしちゃるでえ!
仁抱きたくてたまんねえーんだよ。
後は美沙ちゃんか。
美沙ちゃん待つ間にケイは眠ってしまい、ソファーへと寝かせた。
仁抱くまではケイを気に入ってたんだけどな。
凄く魅力はあるよケイも。
肌白いしさ。
あ~でもケイは酔った野獣に抱かれてんだよな。
羨ましい!
服を少し脱がすとキスマークあと。
仁がつけたあと…………。
そこに唇をつける。
点々とあるキスマークを丁寧に舐めた。
仁…………くそう、抱かれてえなあ。
ガチャンとドアが開く音がして俺はケイから離れた。
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