87 / 326

鬼に金棒 10話

「だ、だめ、抜いて」 これ以上はダメな気がして………。 「嫌です」 グッと奥まで入れられ、出し入れを繰り返される。 「いや、抜けって!やめろよ」 声を荒げる。 「レイプみたいでゾクゾクします」 「レイプだろ、クソガキ」 「ですね。嫌がってますから。でも直ぐに気持ち良くなりますから」 ヌチュ、ヌチュ、 って音がする……出し入れされる度に出る音が嫌だ…… やっ、いや、だめ、 「なんか入れたくなりました。凄く嫌がる姿みたくて」 真世は指を抜くとジーンズと下着を脱いだ。 抜かれた事で真っ白になりそうな感覚が消えて、息を整える。 「仁さんフェラして下さい」 真世は俺の顔の前にまたがりチンコをさらけ出している。 中学生のチンコってこんなデカかったかな? そんな悠長に構えてられなくて、真世は俺の口をこじ開け中へチンコを入れてきた。 グッと入りこむチンコ。 「仁さん舌使って」 真世はグッグッっと、チンコを俺の口から出し入れしている。 パシャ、パシャ、って音がしてフェラ顔を写メされた。 「んっ、んんっ」 顔を振ってチンコを出そと舌で真世のを押す。 「あっ、あっ、仁さん気持ちいい」 顔を振り舌を使ったから、気持ち良くなったらしい。 あ、そっか、イかせたら入れられなくて済むじゃん。 俺は真世のチンコをしゃぶりだす。 「あっ、上手い!仁さん上手いです!」 真世は快感で息を荒くしている。 「やっぱり……仁さん、僕のペットにしてあげます……あっあっ、んっ…」 腰をくねらせる真世。 ジュルジュル、グポグポ、すんごい音させて、 真世をいかせるべく、フェラに勤しんだ。 「んっ、仁さん…キスしたくなりました」 真世はいきなりチンコを抜いた。 くそっ、いかせるつもりだったのに! 「仁さん上手い、はあっ……すき」 頬を紅潮させ真世は俺の口の中に舌を絡ませてきた。 「んっ、んっ」 何度もキスをされる。 「僕の仁さん……仁さんすき」 繰り返される言葉とキス。 「仁さんも僕が好きでしょ?佐伯さんより」 真世に聞かれ… 佐伯さん……… 「佐伯さん………がいい」 と答えた俺。 「はっ?有り得ないんだけど?僕とオッサンだよ?ビジュアル的にも若さも僕が負けるはずない」 すげえ、気持ち良く言い切った真世。 どの口が言うとね? 「真世より佐伯さんがいい」 何でかな? 今から殺されるとして、誰か1人の男にぶち込まれなければならないとする。 その時は佐伯さんを選ぶ。 そう思ってしまった。 あくまでも仮定。 ケイは抱きたい。 そんな感じ。 逆の立場でぶち込まないと殺されるとするならケイを迷わず選ぶ。 「じゃあ、入れてから確かめましょう?どちらが良いか?」 真世はプライドを傷つけられたせいか、乱暴に下着とジーンズを取り去った。 両足を広げられる。 「まてまて、待てって」 声を掛けるが真世は自分のムスコちゃんを俺の穴にあてがう。 「やめろって!」 ググッ、 穴が広げられ真世のムスコが強引に入ろとするのが分かる。 「さ……えき、」 佐伯のばーか、ばーか、守るとか言ってさ、自分は爆睡かよ! 「佐伯のばかあ!助けろよ」 大声で叫ぶ。 もう絶対にエッチさせてやんない。 「無駄ですてば………直ぐに気持ち良くなりますよ」 グッと力を入れて押し付けてくる真世。 「んじゃあ、気持ち良くして貰おうかな?」 真世の声でも、 俺の声でもなくて、 「佐伯さん」 俺は名前を呼ぶ。 「はーい」 佐伯さんは軽快に返事をすると、真世を俺から引き離した。 「悪い子にはおしおきだべえ」 そして佐伯さんは真世を縛り上げた。 「なんで?」 真世は信じられないと言う顔をしている。 確かに爆睡してたよね?佐伯さん。 「わはは、俺に不可能はないのだ」 そう言うとベッドの端に座り、俺を舐め回すような目で見る。 ちょ、あんま、真世の時と変わらないかも。 「仁…………やらせて」 佐伯さんは真顔で言う。 「ふざけんな佐伯のアホ、助けるんならもっと早くに来いよ」 文句を言う俺に佐伯さんは頭をよしよしと撫でながら、 「はいはい。ごめんな仁」 とそう言ってほっぺにチュウをした。

ともだちにシェアしよう!