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宵越しの金は持たぬ 6話
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エロ佐伯side
「ハルさんが欲しい」
玄関先で、
キターーーっ!
地球に生まれて良かったーっ!
もうね、もうね、仁ったらどがんしんしゃったね?(どうしたの?博多弁)
いきなりだよ!
ドア開けたら仁が居て、いきなり俺にぎゅって!
もう口から心臓が出るかと思った。
今朝から可愛かったもんなあコイツ!
玄関先でバコバコしたかったが、我慢!
抱いて、なんて仁の可愛いお口から聞けるなんてね。もうね、脳内録音。
ベッドへ連れて行き、仁の髪やおでこにキスしながら服を脱がしてゆく。
キスはシルシ。
俺のモノだという証し。
仁も俺の服を脱がしてゆく、
こんなん初めてじゃん!
互いに脱がし合うってエロいよね。
そして、また沢山キスをする俺。
だってさ、いっぱいシルシ付けたいやん?
それにキスする度に仁が凄くとろけた顔をして可愛い。
耳たぶにキスした後に、仁から唇にキスしてきた。
もうね、仁が好きって叫んで良かね?
俺に抱きついてくる仁をそのまま押し倒した。
上半身裸の仁の身体には俺が付けた無数のシルシ。
こいつ、肌が白いんだよなあ。
赤いシルシが小さな花みたいだ。
弱い所から攻めていくと、
「下を触って」
とおねだりされた。
ジーンズの上からでも分かる膨らみ。
ジーンズを脱がせるとボクサーパンツの中央がまりもっこり!
おいおい、
どうしたね?
そげん(そんなに)もっこりさせて。
もうたまらん!
俺はパンツをずらしてムスコちゃんを出した。
ビーンとそそり立つムスコちゃん。
茎を舐めると、
あんっ、て可愛い声を出す仁。
もっと鳴け。
もっと聞きたい。
仁の可愛い声を。
荒い息さえイヤらしい。
ビクンビクンと身体を痙攣させながら、
「ハルさん………イキそう」
と潤んだ瞳で俺をみて、口内射精をした。
イッてしまった仁に俺はびっくり!
だって、正常時の仁はこんなん早くイカない。
フェラしてほんの数分だぜ?
もしかしてエロカワ仁になっちゃった?
正常時の仁で突っ込みたかったんだけどなあ。
ハアハアと息を吐く仁を抱き寄せて、
「イッちゃったな」
と頭を撫でた。
「す、すみません、なんか恥ずかしい」
おや?
おやおや?
反応が違う!
エロカワ仁なら、
「はるぅ、さき、イッちゃって、ごめっ」
と泣くのに。
目の前の仁は正常時の仁のまま。
「ハルさんにフェラされてると思っただけで、何か興奮して」
と真っ赤な顔。
いやぁぁっ、新鮮な反応やないかーいっ!
「イク時可愛かったぜ」
と言うと、
「は、恥ずかしいから止めて下さい」
更に真っ赤になる。
わあおっ!
これはこれで俺を萌えさせるやんけっ!
「仁やべえ可愛い」
興奮した俺は仁にキスした。
「んっ、んんっ」
ちょっと嫌がる仁。
唇を離すと、
「俺のまずっ」
と眉間にシワ!
あ、そうだ射精したんだっけ。
「ハルさん、あのねっ」
俺を見つめる仁。
「どした?」
「俺、ハルさんが好きみたい………ケイに抱いてと言われて抱きそうになったけど、ハルさんの顔がチラついて………たまらなく、ハルさんが欲しくなった。だから、フェラされて嬉しくて」
真っ赤になりながら告白する仁はこれでもかってくらいに可愛くて。
「ハルさん……ハルさんが好きです」
震えて俺を見る。
愛しい。
真っ先に浮かんだ言葉。
こんなに愛しくて可愛いやつに会った事ないぞ俺は!
「仁。好きだよ。愛してる」
俺が返事を返すと、
目にいっぱい涙をためて、
「凄い嬉しい」
と仁はそう言って俺に抱きついてきた。
「ハルさん抱いて、いっぱいハルさん感じたい」
俺の耳元で囁かれた言葉。
俺は一瞬、織田裕〇と化した。
地球に生まれて良かったーっ、
らららら、らぶらんばでぃとぅない~
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