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EX 1 ハイスペック高校生は可愛過ぎる恋人にエッチしたい! ~ ※
side:鷹宮涼一
俺『鷹宮涼一』は年下の恋人『芹澤柚希』とは、少々特殊な出会いで結ばれた。
出逢ったのは『異世界』で、更に『前世』恋人同士だった。
前世で別たれてしまったため、今生でようやく結ばれた俺は…幸せだ。
だが、現在悩んでいる。
前世では身体の関係があったが、現在はまだ手が出せていない。
つまり、前世でヤった記憶があるのに現段階でヤってないが心だけガッツリ結ばれているという変わった状況なため、どうするかと攻めあぐねている……。
部屋にゲームをやろうと誘い込んだりはしているものの、つい本気でゲームだけしてしまう…ゲーマーの性ってやつだな。
ゲームの時には柚希の身体を抱え込んだりしてはいるし、柚希もそれを拒む事無く身を預けてくれているので、襲ってもいい…はず。
異世界で告白した時以上に探り探りだ…。
前世や異世界ではかなり凄い事をしたのだが、現時点での柚希は当然未経験。
その差を考えるとどう攻めていいのやらと……。
今日も柚希を部屋に呼んでゲーム中。
柚希は画面を観ながら、丸い形のチョコレートを食べている。
俺がその様子を見ている事に気付くとニコッと柔らかく微笑んで、俺の口にチョコレートを差し出してきた。
食べたいと思われたらしい。
俺が食べたいのは柚希だ。
そして思い付いた俺は口を開けてチョコを食べさせて貰うと、チョコと一緒に柚希の指を口に含んでしゃぶる。
「…っ!?りょ…いちさん……。」
俺にしゃぶられる指をどうしたらいいのかわからなくて、真っ赤になって身体を固める柚希。
「柚希、舌出して。」
動揺している間に俺ペースに持ち込んでしまおうと考えた。
俺が言う通りに柚希が舌を出すと、指を解放してやり、キスをする。
すぐに俺の口内で溶けたチョコを、舌伝いに柚希の舌へと流す。
「…っ…ん…。……お、美味しい…。」
こくりと飲み込むと、すぐに恥ずかしそうに微笑む柚希。
俺のリミッターが振り切れた瞬間だった。
柚希の両肩を掴んで押し倒す。
因みに二人してベッドの上だったので移動の必要は無い。
僅かに動揺しながらも、俺の目を真っ直ぐ覗き込んで来る柚希。
昔 から、この眼差しに何度もクラッと来る俺。
「俺の部屋に二人きりで居るって事は……いいんだよな?」
視線を少しだけ外して顔を赤くし、戻した視線で俺を覗き込む柚希。
「こ…今度こそ、優しくして…?」
そう、俺は再三に渡って前世で異世界でと過去に柚希を乱暴に抱いてしまってる。
柚希にはどうも無意識に煽る癖があるため、優しくしようとしても欲情が煽られてしまい、気が付くと激しく攻め立ててしまっていたのだった。
俺としても今度こそ優しく初めてを迎えさせてやりたい!
そう決意して、チョコレートの味がするキスで返事をした。
「ん……涼一さんの口の中…甘ぃ…。」
柚希は吐息混じりの甘い声を出しながら薄っすらと微笑を向けて来る。
俺はその瞬間『優しい』という言葉をmy辞書から消していた。
「ん…っ!りょ……いちさ…っん!」
荒々しく柚希の舌を吸い、舌の付け根を舌先でなぞる。
「ふ……っ…んぅ!」
身体を僅かに震えさせながら、俺のディープキスを受け入れる柚希。
次第に目に涙が浮かんで来る。
唇を解放し、目の端に舌を這わせて涙を舐め取る。
「ふ…っ!」
ゾクゾクと身体を震わす柚希へ今度は逆に、脇に置いてあるチョコを一粒取り口へと差し出すと、おずおずと口に含む柚希…俺の指ごと…。
「ん……ふ…?」
ちゅくちゅくと音を立てて俺の指をしゃぶりながら、熱っぽい目で問い掛けてくる。
恐らく「これでいいのか?」と。
エロ過ぎた…僅かに残っていた理性も擦り切れてしまった。
「…っ柚希っ!」
無我夢中で柚希の服を乱暴に剥ぎ取り、俺も素っ裸になる。
「…涼一…さん…」
俺が荒ぶったので不安そうに視線を向けて来る柚希。
駄目だ…またこのままでは即突っ込んでしまう。
深呼吸を一度すると、柚希の口に俺を宛がう。
当然だが柚希に興奮してフル勃起してしまっている。
柚希はまだ勃ってない。
「ん……ふ…。」
こわごわとそっと俺の先端を舐めながら、上目遣いで「これで良いのか?」と確認するように眼差しを向けて来る。
拙い、視界がエロ過ぎてもう出そうだ。
「ん……涼一さ…」
柚希は俺のを口に含んだままで何か言おうとしてしまい、口の動きの刺激で俺は射精ってしまった。
「ふっ!?」
中途半端に入った口の中に半分、もう半分は柚希の顔にクリティカルヒットしてしまった…。
呆然とする柚希…。
「柚希……。」
俺は柚希の顔に飛んだ俺の飛沫を指に取ると、柚希の口許へ差し出してみた。
「……んぅ…。」
ぺろりと俺の精液を舐め取ってくれる。
それは丁寧にゆっくりと指から粘液を舌で拭い取ると、先程口に直接やった精液ごと喉を鳴らして飲み込む。
「…苦い……ぃ…。」
「…っ……平気…か?」
その光景を見てるだけでまた勃ってしまって、気遣うような言葉を生唾飲み込んで言いながらも、柚希に見惚れてしまう。
「ん……平気…。涼一さんの…だから…。」
恥じらうような笑顔で告げる柚希。
股間が大変な状態になってしまった。
「柚希っ!」
「!?りょ、涼一さん!?」
もう中に突っ込みたくて仕方が無い。
柚希の後ろに先端を宛がう。
「っ!?ま、待って涼一さんっ!ぼ…くは…そこ初めて……だからっ…!」
「……っく!」
初めてとか言われて先端を挿れそうになった。
どうにか踏み止まる。
そうだ…やりまくってたのは異世界の、しかも互いに自分の身体じゃなかったので、俺の方も初めてだった……。
俺はコミュ障だったから。
思い出して改めて柚希に乗っかると、その可愛い唇にねっとり舌を這わせる。
「ん……。」
目を閉じて応じてくれる柚希。
何でこんなに可愛いんだろう……キスだけでまたフル勃起だ。
舌を捻じ込んで舌を擦り合わせては吸う。
「…柚希の口の中…美味いな…。」
「…っ……涼一さんのも…美味しいよ?」
…柚希の後孔に先端をぐいぐい押し付ける。
「っ!!待って…ぇ!まだ入らないぃ…。」
泣きそうな顔で告げる柚希。
ちょくちょく理性が飛ぶ俺。
柚希の足を抱え上げ、柚希のモノと丁度擦り合うように位置を合わせて腰を動かす。
「ん…っ!涼一さんのおっきぃのが……僕の…っん!」
エロい声で煽りながらも少しずつ勃ち始めた柚希のモノを、出来る限り刺激するように意識して擦り付けを強める。
「んっ……あ…ぁっ!きもち……ぃ…。」
また射精 うになった。
俺はそれ程早漏じゃなかったはず(自慰)なんだが…。
やはり柚希が可愛すぎるからだ。
俺はベッドのサイドテーブルからローションを取り出すと、速攻でいっぱい自分の手に付け、柚希の後孔を弄り回す。
「ひ…ゃぁっ!?ぬ、ぬるぬるする…。」
柚希の秘部に塗りたくり、中指を挿入して、中を開くように動かしてしこりの位置を確かめる。
「あっ…んっつ!!そ…こ……っ!」
数度押して、腰をびくつかせる柚希の反応を確認。
指を追加して中でバラバラに動かしたり、肉壁を伝わせるように指をくるりと回転させるようにしては、またしこりを突つく。
「だめ……んんっ!それ…あ…ぅんっ!!」
ようやく柚希も先端から先走りに白色を混じらせた。
孔が俺の指に絡みついてきたので、指を更に追加して執拗に一番の性感帯を苛める。
「あんっ!も…だめ……っ!だめなの…ぉっ!りょ……いちさ…んんっ…!」
切ない表情で震える柚希は、出したい様子で腰を揺らす。
目が合うと懇願するような眼を向けて来たので指を抜くと、すぐに俺自身を挿入した。
「あ――っんっ!入って……入ってる…っ…!」
柚希は息を吐きながら懸命に俺を迎え入れようとする。
やっぱりいくら慣らそうとキツい。
柚希の壁と俺のモノとの摩擦が半端無い。
「……っつ!ゆず…き…平気か?」
平気なわけが無いのに訊いてしまう。
「……だ…だいじょぅぶ……。」
痛みでぼろぼろ涙を流しながら懸命に少しだけ笑顔を向けようとする柚希を見たら…欠片程しか残って無かった理性が全て飛んだ。
柚希の中を尻を叩く勢いで腰を打ち付ける。
「柚希っ!俺の…柚希っ!!」
「…なか……っ!が…こすれ……はげし……だめ…っ!ああっ!」
柚希も少しずつ感じ始めてるらしく、快感から逃れようとするように頭を横に振りながらも、俺自身をぎゅうぎゅうと締め付ける。
「っはぁ……!柚希…っ…全部俺の……っ!!」
目に入った乳首を吸って甘噛み、もう片側も指で捏ねながら、柚希の弱点一点に狙って突き上げていく。
「ひ…んっ!あっああっ!それだめ……へん…なる…からぁ…っ!!」
胸を俺に向けて突き出す柚希…もっとして、と聞こえる。
胸から口を放すと、その周りから上へと口を転々とさせてキスしては強く吸って跡を残していく。
「……っ!ふ…ああ…んっ!もぅ……もぅ…!」
キスマークを付けられるたびにそこを俺に押し付けてくる。
俺の突き上げを身体をびくびくさせながらよがっている。
俺も限界だ。
「柚希…出すぞ…っ!」
柚希に止めを刺すべくしこりへの突き上げをガツガツさせながら、柚希の口に舌を入れるキスをする。
「ああっ!んんっ…!い……ちゃ…っあああ――っっ!!」
舌を出しっぱなしだった柚希の嬌声が上がると、せっかくの柚希の喘ぎ声を聞くのを邪魔をしないように唇を頬へとずらし、食む。
イった柚希が俺をギュウギュウと締め付けて来たので俺も直後すぐに達して柚希の中に放つ。
「…っく……柚希っ…!」
「ああ……あぁ…っ…なか…っ…いっぱぃ…入ってきて…るぅ…!」
全部柚希の中に出し切ると、ようやく仕事しない俺の理性が戻って来る。
「柚希…平気…か?」
髪の毛を撫でながら柚希を窺うと…エロイ!
上気した頬で熱に浮かされたような表情で荒く呼吸を吐き、身体中汗まみれ。
腹部から胸は自分で放った物が広がり、内腿がびくび震えて……。
戻って来たはずの俺の理性は再び行方不明になってしまった。
出し切ったと思ってた俺自身が大きくなるのを感じる。
「!?りょ……ぃちさ…また…っなか…でぇっ…!」
柚希も当然気付き、俺の大きさを締め付けて押し返してくる。
すぐに俺は腰を動かしていた。
「ふぁっ…ああっ!!も…おかしく…おかしく…なっちゃぁ…っ!!」
柚希のお留守になっている、シーツを握り締める手を背中に回させた。
ぎゅっとしっかり抱き付いて来るのがまた愛おしい。
イった直後の敏感な柚希の中目掛けて、一度先端ギリギリまで抜いていき、思い切り突き上げた。
すぐに連続して弱点を激しく攻める。
「ああ…あああっ!!ぃ…っちゃ…またイっちゃう…よぉ…!あああっ―――っ!!」
柚希は俺を再びきつく締め上げながら達して、俺の背中を引っ掻く。
その痛みも愛おしくて。
「…っく…柚希っ!っは……愛してるっ…!」
また柚希の中に俺の大量の子種を吐き出す。
本当にデキればいいのに…。
ぐったりとする柚希の耳朶を口に含み軽く噛んで愛しむ。
「無理させた……辛いとこ、無いか?」
俺を引き抜いていくと、柚希の後孔から俺が出した液体がドロリと零れる。
エロイ!!とまた興奮しそうになる。
「…はぁ…っ…涼一さん…とだから……平気だよ……。」
俺の理性は家出してしまった。
この日柚希をうちに泊まらせる事になる。
エッチをするためじゃなく、動けなくなってしまったからだ。
だって柚希が煽るから……。
こうしてようやく初体験を迎え、ようやく身も心も結ばれたのだった。
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