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2-7 アレク様とリシェールと ※ 3P 潮吹き
ロイヤル・ラブ・オンラインの世界に戻ると、ラブホテルのような宿にアレク様に連れ込まれた。
僕は息荒く段々虚ろになっている。
唾液も涙も流れっぱなしだ。
「熱い……アレク様ぁ…どうにかなりそう…。」
「っ…何だ動物用って。正気に戻るのかこれは。」
言いながらアレク様は僕が身に纏っていたマントを剥ぐ。
「あつ…ぅい…。アレク様はやく……エッチして?」
下半身をもぞつかせてしまい、懇願する眼差しをアレク様に送る。
「ゆず…じゃないリシェっ…!」
もうこの際呼び方はどっちでも良かったけど、名前をしっかり呼び分け直しながら、アレク様は胸を舐めようとして止まる。
「そういや、あっちでは誰に何をされた?」
何でいきなり聞かれたのかなんて考える事も出来なかった僕は、簡潔に誰に何をか挙げ連ねた。
「成程…これはあいつが付けたのか…殺して正解だったな…。」
「ふぁ…あああっっ――!!」
アレク様に乳首が噛まれただけで二回は達してしまう。
それなのに収まらない。
「リシェ、解毒してみろ。」
『解毒』だけどうにか聞き取り、解毒の魔法を掛けてみるけど…。
「ん…っ…ぜんぜん……ダメぇ…っ!」
声を荒げて股間をアレク様に擦り付けてしまう。
アレク様は急に身を離してしまい、何故かティッシュで鼻血を拭きながら「すぐ戻る」と言い残して転移してしまった…。
すぐに戻って来たアレク様が連れていたのはリシェールだった。
「あっちにもこっちにも繋がっているリシェールなら、あっちでのダメージを回復出来るんじゃないか?…推測だが。」
言ってる意味がわからないけど、もうあちこち疼いて狂いそう…。
「リシェ…ややこしいから柚希、リシェールに光を譲渡しろ。」
「っ…はぁ…っリシェは……。」
言葉が紡げなくなって来た……。
動揺し見るままになっていたリシェールが不安な目を向けて来た。
心配しないで欲しい、と思って必死に微笑をリシェールに向けて返す。
「柚希…魅了がだだ漏れで……。」
「ああ、参った。リシェール、頼めるか?」
「はい、私で柚希を助けられるなら!」
二人の会話の意味がわからない。
「んっ……!」
アレク様がキスをする。
もう出るものも出なくなっている状態で空イきしてしまう。
「柚希、御免…っ!」
リシェールは切羽詰まった様子で僕の腿を抱え上げて、後孔に自身を挿入して来た。
「ふっ…ぅああん!!」
媚薬を飲まされてから初めての挿入に、中がじんじん擦れる。
誰としてるのかもうわからない。
「滅茶苦茶に掻き回して欲しい!」と言いたかったのに、アレク様が強く唇を押し付けて言葉を塞いでしまう。
後で気付いたけど、リシェールを刺激しないようにしたのかな?って。
「…譲歩出来るギリギリだな。」
後で聞いたけど、僕の中に他の奴を入れたくないとアレク様は言っていた。
「柚希の中がうねって、熱くて…っ!」
もう耐えられないという切ない表情をしたリシェールが早くも中に放った。
「ふ…ぅ――っっん!!」
中出しにまた達した。
喘ぎ声は全てアレク様が口で塞いでいる。
「リシェール、そのまま治癒と解毒を柚希に掛け続けてくれ。」
「あ、はい。」
リシェール…ああそうか、僕の能力が、身体が交じった事で継承されたんだ…。
すぐにリシェールはアレク様の指示通り僕に治癒と解毒を掛け続ける。
酷く失った体力だけ戻って来る。
解毒はちょっとだけ楽になった気もする。
アレク様が僕の身体を起こすと、後ろから座位の体勢で、引き抜かれたリシェールに替わって僕の中に入った。
「あぅ……んんんっ!!」
拡げられるのが気持ち良過ぎて。
リシェールは、僕のモノからアレク様との結合部に舌を這わせる。
「もっと…もっといっぱい…して…っ!!」
アレク様が中でより大きくなるのを感じ、その直後アレク様が中に出しながら胸を強く抓る。
「いいよぉっ……きもちいい…っ!!」
「…こんなの私が投与されていたらと思うと……。」
自分の事のようにリシェールは辛そうにしてくれている。
「……リシェール、やるぞ。」
決断したようなアレク様の低い声が聞こえると、中から引き抜いたアレク様が、仰向けになったリシェールの上に僕を乗せてしまう。
「りしぇーるが……してくれるの?」
もう何も考えられず、勃起しているリシェールの上に跨って自分の中に沈めた。
「く…あぁ…柚希…っ!」
リシェールをぎゅうぎゅう締め付けてしまう。
その状態でアレク様が更に入って来た。
「ふっ……くあああ――っっ!!」
中の圧迫感が半端無くて、潮を吹いて達してしまった。
びしょびしょになったリシェールが目に入る。
「ふぁっ!擦れ…んんんっ!!」
中で二人がバラバラに動くので、何度もしこりを突き上げられる。
「柚希…柚…希っ!」
アレク様が中に出しながら背中にキスを繰り返している。
時折噛まれるのも快感で。
リシェールは2、3度達して辛そうだった。
多分治癒と解毒も掛け続けているから。
「また…おっきいの……来ちゃう…っ!あああ――っっ!!」
二人を強く締め付けると、二人とも中で放つのを感じ、そのまま意識が真っ暗になった…。
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