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EX7 アレクシウスの初恋3 ※

side:アレクシウス 今日もリシェールは俺の部屋で調べ物をしている。 ちなみに俺は机で執務中だ。 …気になって執務の手が止まりがちになる。 執務などリシェールが来ない日にやれば済むので実はどうでもいいのだが。 同じ部屋に居るためには、執務をしてる振りが一番だからな。 何回目になるのかリシェールの方を見たら、棚の上の方の本を取ろうと背伸びしていた。 プルプル震えて可愛い…。 取ってやろうと席を立って近付くと、リシェールはバランスを崩して倒れそうになったので、咄嗟に抱き寄せた。 「あ…アレクシウス様、有難うございます…。」 申し訳無さそうに顔を覗き込んで来る……抱き締めたままで顔が近い。 すぐ近くにベッドがある。 これは誘惑だ、そうに違いない! 俺はベッドにリシェールを押し倒した。 「毎回俺を誘って…いけない子だ。」 「アレクシウス…様?」 事情がわからない様子を見せるリシェール。 もう止まれない俺は、リシェールの形の良い柔らかそうな唇を奪う。 「んっ…!」 手も口もどうしたらいいのかわからない様子で固まって、目を潤ませて頬を染めて震えている。 キスをしながら服を脱がす。 「だめ…です、こんな事…。」 キスの合間に拒否の声を漏らす。 本気で嫌がってる気がしない。 「こっちは嫌がってないんじゃないのか?」 リシェールの股間に手を伸ばし、直にリシェール自身を掴み、胴体を擦る。 「あっ…そんな…ところ…!」 少し擦ると腰が揺れて、リシェール自身が少しずつ硬くなる。 「こんなに硬くして何が駄目なんだ?」 手の動きを止めずに意地悪く訊ねる。 「こす…ったらぁ…あぁ!も…お願…っ、アレクシウスさまぁ…!」 イヤイヤと首を振って絶頂を耐えているリシェール。 余計にイかせてやりたくなる。 「イってしまえ、リシェール。」 強く握って摩擦を強め、擦る速度を速めて追い詰める。 「あっ…ふっ…ゃあああっっ!!」 腰を突き出すように動かすと、リシェールは呆気なく達してしまい、精を撒き散らす。 切なげに頬を紅潮させて、余韻でビクビクして…もの凄くいやらしい…。 イった時の表情もしっかり目に焼き付けた。 息を整える事に集中しようとしているリシェールの上半身に顔を寄せる。 「ここも、薄ピンク色で俺を誘ってるじゃないか…。」 囁きながら乳首を口に含み、舌の表面でザラリと舐める。 「ひゃぁんっ!ぃゃあ…!」 胸を押し付けるように動き、乳首をプックリと尖らせていきながらも、まだ僅かに嫌がるような言葉が甘く漏れる。 もう片方も指で転がして可愛がる。 「ふぁ…あぁんっ!むねが…へんっ…なっちゃ…!」 俺の愛撫でより美味しそうになった乳首を吸って味わう。 もう片方は指でやわやわと潰す。 「ああっ!アレク…シウスさまぁっ!も…っ、ゆるして…ぇっ!」 胸で感じて、また股間を勃ち上がらせたリシェールの乳首を解放してやると、両足を抱え上げる。 「ふぁっ!そんなとこ…っ、見ないでくださ…ぃっ!」 リシェールの全てが丸見えの体勢…絶景だ。 網膜にしっかり焼き付けてから、後孔に指を入れて解し始める。 「だめぇ…です…そんなとこ…ぉ…!」 早くここに挿れたい。 中がヒクヒク蠢いて俺を誘惑する。 まだ簡単にしか解していないが、もう我慢出来ない。 指を抜くと下衣から俺を取り出し、卑猥に誘うリシェールの後孔に宛がう。 「だっ…だめぇですっ!そんなことっ!」 行為に気付いたリシェールが首を横に振る。 伸びそうになった両腕を掴んでシーツに縫い付ける。 すぐに俺自身をゆっくりリシェールの中に沈める。 「っ…!い、痛い…ぃっ!」 純潔の証である鮮血が結合部に流れる。 痛さの余りリシェールは身体を震えさせている。 中の肉襞が俺のモノにしっとりと纏わり付いて気持ち良過ぎる。 痛みを快楽に変えてしまえばいい。 俺はそのまま突き上げを開始する。 一突きごとに締め付けてくる壁を擦り上げて奥を探る。 「痛ぃ……もぅ…やめっ、てくださっ…!」 ゆるゆると首を振りながら泣いて訴えるリシェール。 可哀想には思ったが、今更止まるわけにもいかない。 「ふっ!?」 前立腺を見つけた俺は反応したリシェールを見て確信し、そこを狙って突き上げる。 「あっ…ああっ!そこは……だめぇっ!変っ…ぅ…!」 痛がっていたリシェールの声が甘くなる。 遠慮無く突き上げを速めリシェールの弱点を責め立てた。 「ああ…んっ!へん…なんか…きちゃう…ぅっ!」 絶頂から逃れようと必死にかぶりを振るリシェールを、堕としてしまう事にした。 「リシェール、ここに俺の子供が欲しいだろう?」 「だめ…っ…そんなのぉ…!!」 そこばかり集中して酷く突く。 「あ、ああっん!あれく…しうすさま…ぁのっ、こどもを…っ…僕のなかに…作って、欲しいですっっ!!」 堕とすとすぐにスパートをかける。 「あああっ!おっきぃの……き…ふぁあああんっ!!」 激しくイって締め付けて来るままにリシェールの中に放った。 ……まあ夢だろうとは思った。 起きてすぐ俺の股間が濡れてる以外に変化が無かったから…。 今日もリシェールは夢と同じように俺の部屋に居る。 まるっきり夢と同じシチュエーションだ。 そして夢と同じように上の棚に手を伸ばし……まさか、正夢か!? バランスを崩したリシェールを抱き留めると、リシェールは心底頼れる信頼している大人に対してする笑顔でお礼を言って来る……。 この信頼を崩せるほどの勇気が俺には無かった。 大丈夫、まだその時では無いだけだ。 「リシェ」「アレク様」と呼ぶようになり、想いが通じるのはそれから数日後だった。

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