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LESSON11 side:柚希 目隠し ※
涼一さんが休日出勤してしまった。
週末国に帰ってしまうリシェールも居ない。
外には出掛けないように言われちゃったし。
寮内も出来る限り歩き回らないようにって……一人で部屋の中で何をすれば…。
取り敢えずゴロゴロしてみた。
続くわけが無い。
みんなって一人の時何してるのかな?
友達に聞いてみたら
「部屋の中で一人でする事なんてゲームとかテレビとか…後はオナニーとかね(^-^)」
って返って来た。
…みんなやってるものなんだ。
テレビは観たいの無い感じだし、ゲームはフルダイブを覚えちゃうと今更って気がして。
後は…。
PCを付けて動画サイトを開く。
「確かこれ…。」
男性アイドルが踊ってる動画。
「柚希とリシェールで踊ったらさぞ萌える光景に!」
って涼一さんが言って、リシェールがキレてたっけ。
ともかく練習してみようかな。
そんなに恥ずかしい振りじゃないしね。
でも実際やると難しい。
こんなの歌いながら踊るとか、才能だよね。
踊りを身体で覚えてから歌を覚える感じなのかな?
特に僕は同時にいくつも出来ないタイプだから、無理そうかな。
踊りもわりとテンポが速くて付いていけなさそう…。
僕は運動苦手だから余計に…。
最後のポーズだけ真似して不意に振り返ったら…涼一さんが居た。
「り、涼一さん、お仕事だったんじゃ?」
そのままのポーズで固まったままで訊ねちゃう。
ポーズは頭上に両手で猫耳を作るみたいな。
「…仕事は指示だけして来た…いやもうどうでもいい。」
涼一さんの呼吸が荒い。
「俺の恋人が可愛すぎて萌え死にそうだ!」
抱き締められてベッドに倒された。
涼一さんが興奮してる時って何かあるから、何をされるのか半分不安で半分好奇心みたいに感じる。
必ず気持ちいいから、期待の方が強いのかも。
僕を脱がして…そう言えば僕は服を着てない時間の方が多い気がする。
僕を裸にすると涼一さんも服を脱いで…途中で止まる。
涼一さんは自分のネクタイを解くと、僕の目に巻き付けてしまった。
「怖いよ?」
不安の部分をそのまま伝えたら、涼一さんの息が余計に荒くなった。
涼一さんの手が脇を擽る。
「く、擽ったいぃ!」
身を捩って身体を逃がそうとする。
何となくいつもより感じる気がする。
腕が掴まれて上げさせられて、脇が舐められた!
「ふゃあぁん!恥ずかしいっ!」
擽ったいやら恥ずかしいやら、どう反応していいかわからないぐらい、羞恥と、擽ったさを通り越して身体がびくびくしてしまって、股間も熱くなってきてる。
「早いな。やっぱり見えないと感度が上がるんだな。」
言いながらキスされる。
何故かキスは安心する。
羞恥やらなんやらでパニックになっていた状態が落ち着いていく。
けどすぐに両方の乳首が指で摘ままれる。
「あっんっ!ふっあぁっ!」
落ち着いた身体が再び熱が集まり始めてしまう。
いつもよりも敏感で。
乳首だけでイっちゃいそうで、首を振ってそれから逃れようとする。
「ん?胸だけでイってみるか?」
「や、やだっ!」
「本当に嫌か?」
そう訊きながら涼一さんは僕の乳首を口に含んで舐め転がし始める。
もう片方の乳首は指先で捏ねられて。
「ふあぁっ!ほんとに…っ!それ…あぁっ!」
乳首を弄られてるのに股間に熱が集まって、腰が揺れてしまう。
いつもなら熱っぽい目で涼一さんを見ちゃって、それで何故か涼一さんががっついて来るみたいな流れだけど、目が封じられてるからそれも無くて。
みっともなく硬くなっている感じの僕の乳首が噛まれた。
「っ…ああっっ!ああ――っ!!」
声を上げて胸を突き出すように動き、触れられていないのに射精してしまった…。
涼一さんが乳首を舐める度に腰がびくびくする。
「胸で……っ…イったぁ…。」
絶望的になる。
僕の身体おかしいんじゃない?
涙で目隠しのネクタイがぐちゃぐちゃになってる。
「胸でイく柚希がエロ過ぎて可愛くて耐えられない!」
涼一さんが抱き締めて来る。
「俺の愛撫で…イった柚希…。」
見えないからわからないけど喜んでくれてるのかな?
…涼一さんが喜ぶなら、これでいいのかな?
「もうそろそろ…涼一さんが見たいな…。」
何か感じやすいけど、やっぱり見えてないと嫌だから。
そう言ったら涼一さんは即解いてくれた。
視界が開けると、涼一さんは滅茶苦茶興奮していた。
「涼一さ……っ!」
すぐに僕の中に入って来た。
「…っ…柚希!柚希…っ!」
「あぁ…っ!イ…ぃ!りょうい…ちさん…!」
中がじんじんする。
粘膜の擦れが気持ちいい。
奥への突き上げが凄くって、すぐにまたイっちゃいそうで。
「ああっ!奥にっ!りょういちさんっ!注いでっ!!」
「くっ…柚希っ!柚希の…中にっ!」
せっぱ詰まったように腰を打ち付ける涼一さん。
僕は頭の中が真っ白になってしまう。
「あああ―――っ!!りょういちさんっ!!」
この瞬間はいつもより好きになってしまっているような感じがして怖い。
「んっ…はぁぁっ…なかぁ…。」
僕が望んだとおり中に涼一さんの精液が注がれる。
お腹の中があったかいのが幸せで。
涼一さんの手が頬に額にと汗を拭うように触れて来る。
大切にされてるなと感じて、涼一さんに嬉しい笑顔をつい向けてしまうと、涼一さんが再び中で大きくなった。
涼一さんはまだ再び動かないけど、つい見つめあってしまう。
何か気恥ずかしくなって顔を赤くしながら話題を探す僕。
「そ、そう言えば、涼一さんと結婚すると僕って鷹宮柚希になるのかなぁ?」
まだ呼吸が整わないままで恥ずかしげにそう問い掛けてみた。
「柚希っ!!絶対!鷹宮柚希にしてやるっっ!」
この話題は涼一さんのスイッチだったみたい…即突き上げられた。
「あっ、あぁっ!なか、びんかんで!またイっ…あああーーんっ!」
結局「抜かず三発」って言うのを実行された…。
また明日僕は学校休みだ…。
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