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ひざまずいてキス 9

 …………これを、大神にもしてるんかな? 「ナオちゃん」  もご って、喉まで咥えてるせいで涙目になった顔をこちらに向けてくる。  隙だらけの、真っ赤になって、とろんってなって、自分でアナ広げながら抱かれる準備してる姿を、大神も……?  ムカッときたのは、オモチャを自分一人で使えないって言う苛立ちだ。 「ねぇ、飲んで?」  そう言うと、はっと目が揺れて口を離そうとするから、無理矢理押さえつけて喉の奥にチ〇ポを突き立てる。  いきなり喉を突かれて、それが震えになって先っぽを刺激するのが気持ちよくて、俺の足を叩いて嫌がるけどそんな体勢からの打撃なんて力が入ってないのも同じだ。  ばちばちと俺を止めようとして叩く音を聞きながら、吐き出されないように喉の奥の方に向けて勢いよく吐き出した。  苦しそうにげぇって咳き込んでいるナオちゃんをベッドに引き倒して、涙目で「ちょっと待て」って言うのを無視して足を抱え上げる。  女のほっそりとしているのに足首とか膝がきゅってしまっているのとは全然違う、重くて直線的で……でもムダ毛一つない綺麗な足だ。  ほくろも見当たらない肌は毛穴がないんじゃないかってくらいつるつるで、少し体が温まってしっとりしたくらいに撫で廻すのが気に入っている。 「ちょ、 ま゛っ  まだっ」  涙と鼻水……じゃなくてザーメン?でぐちゃぐちゃになった顔を見下ろして、やっぱりこの顔も大神に見せてるのかなって思ってしまう。  あ゛──っ!も──っ‼  物陰から見ている俺を見つけて睨みつけてくる大神と、その後ろに控えているナオちゃんの姿がちらついて、何かよくわかんないけどイラつく! 「やっ  少し、ま  っ」  やめろって言葉を無視して入れると、ぷちゅって吸い付く音がしてナオちゃんの方から迎え入れてくれる。  熱くて、滑らかで、やわっこくて、きゅうきゅうに締め付けてくるそこは、言い方を変えるとそれだけ使い込まれて慣らされてるアナってことだ。 「むっかつく!」  ギリって奥歯が鳴って呻いた。  俺の言葉を不安に感じたのかそろそろとこっちを見上げてくるナオちゃんは涙目で、色っぽくて、白い肌が真っ赤になって、弾む胸についてる乳首とか……  ツヤツヤしてうまそう。  女みたいに指が沈み込む感触なんてないのに、とにかく揉みたいし吸いたいし舐め回したい。 「さが、ら?」  上ずるせいか、ちょっと舌足らずに呼ばれて、なんでだか顔が赤くなる。 「タイガ!タイガでいい!」 「ぇ?あ、……た……」  俺の名前を呼ぼうとした口は、はっとなった途端閉じてしまって……  思わずこちらもむっと口をひん曲げる。

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