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手作りの楽園で 18

「ぅ……ぁんっ!」  ナカは僕自身の愛液と多郎太が最初に出した精液で滑っていて、ソレを奥まで迎え入れるのになんの苦痛もなかった。  むしろ一気に内壁を擦り上げる衝撃に、体中が喜んでチ〇ポの先端からはとくとくと白い液体が噴き出す。 「ぃ゛ぁ……っイ、てるっ!」  多郎太が僕の腰を掴んで更に突き上げようとしたことに、恐怖に近い感覚を覚えてそう叫ぶ。  体のナカは多郎太で一杯で、体中ソレが与えてくれる気持ち良さに痺れまくって、脳味噌はぐちゃぐちゃで、もうわけもわからないままぴゅうぴゅうと射精してるって言うのに、これ以上の気持ち良さを受け入れられる気がしない。 「あああああああっ」  ばちゅんっって奥を突かれて、力一杯伸ばした爪先にまで力が籠る。  僕のチ〇ポはまるで馬鹿になったみたいに、多郎太が腰を突きあげてくるたびにびゅくびゅくと液体を溢れさせて……  どっちがどっちの体かわからない、  どこで快感を拾っているのか、  それとも僕が与えているのか、  それすらもわからなくなって……    溶けて混ざって、気持ち良さに声を上げて、縋って抱き締められて求めて、求められて……  これ以上幸せなことはなくて、満たされているんだって思ってたのに、   「  ────っ! 貴男達、何してるの!?」    甲高く響いた声に、二人だけの世界は壊されてしまった。  戸を叩いてもなんの返事も貰えなかった。  けれど、下で両親が言い争っているのだけは聞こえて…… 「  なんで!」 「  オメガなんて……」 「  あの子が  」  床に耳をつけて聞こえてくるのは、両親の叫びにも似たような悲鳴だった。    僕はオメガで、多郎太を誘惑したらしい。  多郎太の家への謝罪と、この病気を治せる医者はいないのかと、半狂乱になって話し合っているのを、僕は床に転がって自分でチ〇ポと、どうしようもなくチ〇ポが欲しくてクパクパしてる尻の穴を弄りながら聞いている。    これは、世間に顔向けできないような病気で…… 「あ……っ」  ぴしゃりと掌を濡らした精液は、もうほとんど透明だ。  チ〇ポは擦りすぎて痛いし、精液は出し切ったのに体の疼きはとまらなくて、多郎太の熱いのでナカを掻き混ぜて欲しくて堪らなかった。  セックスがしたい。  いや、多郎太とセックスがしたい。 「いつもみたいに……」  口を突いて出た言葉にはっとして、ベッドの方へと這いずっていく。  そうするとよく寝転がっているからか多郎太の香りがする。  いつもは気にならないのに?  Ωになっちゃったから?  よくはわからないけれど、それでもベッドから香る多郎太の匂いを嗅ぐと、後ろがぼたぼたと垂れるくらい濡れて行く。  

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