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乞い願い慕い犯す 10

「ではそのオメガま〇こをどうやって犯していくのか教えて貰おうか」 「っ……っ…………足、足を……持って、白くて……」  険しく歪む彼の眉間の奥には、杠葉が白い肌を見せて妖艶にのたうっているのだろう。  Ωらしく、甘ったるい匂いをさせて、下品に大きく足を開いて指で見せつけるように秘部の襞を割り開き、とろとろと流れ出す愛液で潤った箇所にαを受け入れようと…… 「杠葉は無言なの?」 「……っすき、って。言って……くれ……って……」  ぐちゅぐちゅと響く音に声がかき消される。  掠れるような熱っぽい上ずった声は、杠葉の内を想像して興奮しているからだろう。 「杠葉の手は?あの小さな口で苦しそうに舐めてくれないのか?それとも体と同じく小さくてきついオメガま〇こに突っ込むのが先かい?」 「ぅ、……ぁ、っゆずりは、のては、いつも、  つめ た」 「冷たくて細い指で背中を掻かれる?胸に縋りつく?」  それとも子種汁が欲しいとα精子のいっぱい詰まった袋を撫でている?  器用に、そして卑猥に誘うように、一滴でも多くザーメンを胎にぶちまけて貰うためなら、どんな痴態でも晒す。  そう言う生き物だ。 「ぎゅって……しがみついて、っ……────っ!」  しがみついて?  ずいぶんと幼稚な と思った瞬間、ぱたぱたと床を打つ雨音のようなそれに現実に引き戻された。 「ふん?……処女オメガのきつきつま〇こに挿入はできたのかい?」 「  っ」 「オメガのま〇こは処女でも柔らかくて別格だよ。初めてで泣き叫んでいたとしても、使い込まれたように柔々としていてねっとり絡みついて精子を欲しがる。よく濡れるから滑りも良くて、いやいや言ってても幾らでも咥え込んで搾り取ってくれるんだ」 「……っ」 「無理矢理だったとしても、あられもなく恥ずかしい言葉を並べながら、一滴でも多く孕み汁くださいって懇願しながら腰を振り続ける。イク瞬間の締めつけはきっと経験していないとわからないと思うし、発情オメガのイキ痙攣ま〇こは一度は経験しておいた方がいいよ」 「  うるさいっ!」  怒鳴り上げた姿に少し苛つきを感じて、床を汚した精液を舐め取らせようかと悪戯心が騒ぐ。  けれど、まぁ……私自身喋りすぎた感は否めなかったので、その言葉はそっと胸にしまっておいた。  乱暴にデスクの上のティッシュを取って拭きとると、私の言葉も待たずにさっさと服を着てしまう。  日焼け跡のコントラストが隠されてしまって、寂寥感に肩をすくめた。 「次からは、私の終了の言葉があるまで服を着てはいけないよ」 「は!?」 「次回は……そうだね、また連絡しよう」

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