362 / 714
乞い願い慕い犯す 18
「では、私のはこう呼んでもらおうか 」
静まり返っていて、そうする理由はないのだけれど、わざと彼の耳の近くに口を寄せて言葉を紡いだ。
ばちゅん と粘りつく水音が響く度に、濁った嬌声が上がる。
その合間を縫うようにして、彼の声が途切れ途切れに追いかけるように続く。
「あ゛ お、おち〇ぽさ、ま、に゛っおま〇こっざこおま〇こ、ぐ、ぐちょぐちょに、にっぁ゛っおか、おかさ っだ、タネっつけっ さ、され、あ゛ぁ゛っ!」
しっかりと掴んだ腰に思う様に欲望を打ちつけると、彼の声はどんどん追い詰められるように忙しなくなる。
「ひ、ぃ、ち、くび、っ乳首 が、」
「乳首が?」
「っ じ、んじんして、 」
「勃起乳首シコシコされるの気に入ったのかな?」
「あ゛あ゛あ゛っ……ジコ、ジ……ぎも、ぢ よ゛ぐな……」
摘まめると言うには程遠い小ささだったけれど、それでも爪先でカリカリとくすぐるようにしてやるとぷっくりと膨れ上がって……
それを二つの指で摘まんでやると、彼自身がねだるように体を揺する。
ぐぽぐぽと穴が立てる音と共に彼の中に垂れ流した精液が伝い落ちてぴちゃぴちゃと小さな音を立てた。
「ほら、しっかり締めておかないとせっかく君の欲しがった孕み汁が零れてしまうよ」
「ふ……ぅ、っあ゛ぉ゛……ちが 、ほしが て、な んか 」
意地悪をしたくなって尻たぶを左右に広げてやると、反射のようにま〇こが締まる。
「はは、きゅうきゅう締めて、零さないように頑張ってるじゃないか」
「う゛……ぅ、っも…… っ」
「ほら!ザーメンを出して欲しい時はどう言うんだった?」
突き上げるペースを上げるけれど、彼のち〇ぽが溢れさせそうになった瞬間動きを止める。
そうすると快感を拾って限界までぱんぱんに腫れあがった彼のち〇ぽの先端が震えて……
「ぅ、は、やての、おま……〇こ、に精液、……は、孕み汁を、出して、め、牝アクメ……させ、させて 」
ぶるぶると震えながら、彼が口にするなんて思わなかった言葉を言う。
その度に私のち〇ぽを包む肉襞がひくひくと痙攣するような動きをみせる。
「 ひ、っ……た、たね、づけ、 っし……」
悔しいのだろう、震えるほど握り締められた手とぎりぎりと鳴る歯の音に、彼の本心が垣間見える。
「泣かなくていいんだよ、堂本」
あやすように額と額をつけ、言い聞かせるように柔らかな声を出す。
「お前はこれから中出しされただけでイってしまうほどメスになるんだから、悔しく思う必要なんてない」
「っ……そ 」
「くそ」とついた悪態が愛らしい。
ともだちにシェアしよう!