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乞い願い慕い犯す 20
「ほら、触れてごらん。君のおま〇この締まりが良くわかるから」
「 っ!」
抵抗を掻い潜って彼の手を結合部へ導いてやると、指先が私の竿に触れる。
まるで火傷でもしたかのように体を跳ねさせていたが、無視して咥え込んで放さない箇所を指でなぞらせた。
「初回からあまり飛ばしても君の体に負担だろうから、引き抜こうとしているのに、このま〇こが放してくれないんだよ」
そう言って腰を引いてやると、引っ張られるように穴の周りの肉が盛り上がる。
指先がぶるぶると震えて……
「君のま〇こはずいぶんと欲張りのようだ」
「ちが、い……ちがっ」
「これをうまく表現できたら抜いてあげよう。そうすれば今日はもう終わりだ」
指の震えは全身に移って……
悔し気に歪む彼が意を決したように硬く目を閉じた。
「は、やて、のち……ち〇ぽ好きの……い、淫乱ま〇こが……せ、先生の、おち おち〇ぽ様を……、舐め……て ま、す」
「中で私の精液がぐちょぐちょしててね、いい気持ちなんだ、君のま〇こは亀頭好きなのかな?」
「!? ザーメン好き、のに、く、ひだ、でだ、大好物の、おち〇ぽ様の、き、亀頭を美味しくも ぐもぐして……」
それから?と促してやる。
「き、もちよ くて、び、びんびんに、乳首が、勃起する、くらい……か、感じて、ます」
「はは、ここだけじゃなく乳首ち〇ぽも勃たせて喜んでいるんだ」
「っ !?」
「もう一回、精液壺にたっぷり出してあげようか?」
「ちがっ !約束がっ ち 」
飛び上がった拍子に、さすがにずるりと放り出されてしまった。
あれほど私の性器を絞めつけていたのに、いざ抜けてしまうとそこは閉じ方を忘れたようにぽっかりと穴を開けて洞のようだ。
そこから押し出されてぶちゅりと白い液体が溢れ出す。
「ぅ……ぁ……あ、あ」
とろとろと粘度を持つザーメンは、まるで彼に自分の存在を分からせるかのようにゆっくりと、けれどはっきりと滴りぱたぱたと音を立てた。
「 っ……こん、こんな……のは 」
「君は屈辱に感じる?やはりアルファなんだね。オメガはずいぶんと喜んで、床に零れた孕み汁も勿体ないって這いつくばって舐めていたけれど」
そう言ってやると人でも射殺せるのではと思えるほどきつい眼差しでこちらを睨みつけてくる。
整った、精悍な顔立ち。
先ほどまで蹂躙されて泣きそうになっていた雰囲気など微塵も感じさせないまま、凛とこちらを睨みつける姿は跪きたくなるほど魅力的だ。
「君も舐める?」
「そん、なこと っするわけないっ!俺は……オメガじゃないんだから」
絞り出すような言葉に「はは」と笑いが出る。
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