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晴と雨の××× 57

「それも今じゃねぇ」  呻くと、虎徹は胸元を押さえながら更にショックを受けたような顔をする。 「でも、今日はこたくんお気に入りの水色のシマシマ上下だよ?」 「シマ……って、それのパンツは履くなって言ってただろ!」 「えー?でも上下揃ってないと気持ち悪くない?」 「きも……ちわるいとかそうじゃなくて……」  水色のストライプの下着は紐パンで……虎徹のナニがそんなものの中になんか収まるわけがない!  万が一スカートがめくれあがってみろ!大惨事だろうがっ!  青少年の今後の性生活が、シマシマ紐パンでふいになってみろ!冗談にもならん! 「俺の言うこと黙って聞いてろよ!」 「ひゃっ」  小さく飛び上がって、虎徹はスカートの裾を掴んでもじもじとしながらコクリと頷くけど……これって、俺がすごく横暴に見えてるんじゃないだろうか⁉ 「は、林原さんって、意外とオラオラ系なんですね」 「キラキラした目で見ないでください」  師匠である虎徹に強く出る俺を見る阿川の視線から逃げることができず、気まずい思いではぁと溜め息を吐いた。 「ぼ、僕、ちゃんとこたくんの言うこと聞くよ?」  今にも零れ落ちるんじゃないかってくらいの大きな瞳で見上げられながらそう言われて、心がうずうずしない男がいるんだろうか? 「……できることとできないことがあるだろ?」 「やってみなきゃわかんないよ?何事もチャレンジしてみないと」 「……じゃあ、ち〇こ小さくして」 「こたくんへの愛は増加の一途だからムリかな!」 「速攻で反故にしすぎだろ」 「えへへ」 「誉めてねぇからな」 「大きくするならいくらでも出来るよ!」 「だからでっかくすんなって言ってんだよ」  てか、これ以上デカくなるのか⁉  いや、違う。  問題はそこじゃない。 「あー……の、さ、別に虎徹のことが憎いとかそう言うんじゃないんだ」 「僕も大好きだよ!」  憎いの反対が大好きに直結するのは安直すぎだろ…… 「まぁ、将来的にさぁ、前に言ってたみたいに俺が卒業して正式に付き合ったとして……やっていけると思うのか?」 「?」  虎徹は俺の言葉がピンと来てないようできょとんと首を傾げた。 「それは、やってみないとわからないことだし、そう言うのは二人で話し合って解決していく問題じゃないかな?まったくの他人が生活を……人生を一緒にして行こうって言うんだから、譲るところと譲れないところを根気強くすり合わせてすり合わせて、そうやって月日を重ねて行くものだと僕は思うんだけど」 「……」 「その結果がやって行けてる だと思う」    

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