白蓮の節ばった大きな手に兵児帯は解かれ、絃の纏っていた浴衣ははらりと畳の上に広がった。 下着の下から熱く張り詰めた男根が布地を押し上げ、その中心部は既にヌメリを帯びた先走り液で濡れていた。 「…フ…そんなに感じたのか？コイツが、デキてから益々感度が良くなったようだな…｡」 大きく張り出し血管の透ける腹を撫でながら白蓮に比喩られ、絃は恥しさで赤面していた。 腹から薄い胸へと白蓮の指は滑り、ツンと尖り赤く色づいた果実を潰すように押し込んだ。 「はうっ…。」 その絶妙な力加減に思わず絃は、鼻から抜けるような声が漏れた。 優しく丹念に撫でられ、時折爪で引っ掻くように弾かれると腰が疼き先走り液が溢れた。 ゆっくりと快感の渦が絃を呑み込み始め、モジモジと太腿を擦り合わせ直接的な刺激を待ち望んでいた。 「どうした？そんなに脚を擦り合わせて…。」 「…早く…おちんちんにも触ってぇ…。」 いまだ焦らし続ける白蓮の指で、早く張り詰めた男根の熱を解き放って欲しくお強請りをするが、白蓮は乳首への愛撫を辞めるつもりはまだないようだ。 「それより…お前の熟れた果実を味わいたいんだが？」 指の愛撫から口腔での愛撫に変わり、熱くヌメる舌を頂に絡め味わうようにじっくりと舐め上げた。 「はあぁぁ…ン……強く…吸って…。」 快楽を求めて厭らしく背を反らせ、胸を白蓮に捧げるように突き出した。 それに応えるようにジュっと強く吸い付くと、じわりと蜜が滲んだ。 「…絃、母乳が出るようになったぞ。」 「白蓮…もっと吸って。」 再び強く吸い付くとまた滲むように蜜が溢れた。 快感を追い渇いた唇を舐める絃の舌を白蓮は絡め取り、唾液を送り込むように口腔内も愛撫し、綺麗に生え揃った歯列もまるで数を数えるかのように執拗に舌を這わした。 時折呼吸の苦しくなった絃からは、鼻から甘い吐息が漏れ、生理的に溢れた涙がこめかみを伝い乱れた髪を濡らしていった。 喉を潤すように唾液を嚥下し上下する絃の喉仏に甘噛みすると、首筋や鎖骨にキツく吸い付き赤い花びらを散りばめた。 その間にも滲み始めた母乳は、小さな珠となって頂の上で光っていた。 その恵みをもう一度味わうよう舌ですくい取り、大きな腹をひくひくと痙攣させ次なる快楽を期待している絃の下着をずり下げた。