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heat***13
彼は深い抽挿を何度も繰り返し、欲望を解放する。ただひたすら目の前に横たわる肉体を貪る。
この白蜜を受けたこの華奢な腹は、果たしてどこまで大きくなるのだろう。
もっと膨らませたい。
ありったけの精を彼の中に注ぎ込み、孕ませたい。
ファリスの理性はもうとっくに消えている。
あるのは肉体的情交、ただそれのみだ。
彼は腰を引き、マライカの肉体により深く楔を打ち付けられるよう、身体を反転させる。高々と華奢な腰を持ち上げた。
太腿を通って滴り落ちる蜜はなんと艶めかしいのだろう。
もっと淫らな姿が見たい。
今よりもずっと濡らしたい。
たっぷり注いだ筈の男根は、もうすっかり回復し、鞘を求めて疼いている。
ファリスは望みのままに蜜口へと自らの楔を打ち付ける。背後からいっそう深く貫いた。
途端にマライカから発せられる声は鋭く、身体は弓なりにしなった。それがさらに深く接合されるからたまらない。
だが、まだ足りない。
ファリスは接合しているのを良いことに、ベッドの上で乱れ狂うマライカを抱き起こすと座位に変えた。ただでさえ背後からの体勢は深く貫いているというのに、膝を折り、腰掛けている体勢になってしまえばさらに深く交わることになる。
マライカは痙攣を起こしたままファリスを根元まで咥え込む。華奢な腰を上下に動かせば、弓なりにしならせた腰は、おかげで肉壁がずっと窄まった。いったい何度目になるだろう白蜜を勢いよく注ぎ込む。
彼の精を一身に受けるマライカの嬌声はもはや悲鳴に近い。乱れる息は整えることができず、口から唾液が伝う。
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