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第116話
11ー15 朝湯ですか?
「お風呂の用意整ってますがどうされますか?セツ様」
ワチさんにきかれて、俺は、2人にきいていた。
「一緒に、入る?」
うん。
俺からすれば、すごく社交辞令的な質問だったんだけど。
だって、風呂っていっても俺の部屋の一人用の小さな風呂だしな。
いってみただけだよ。
でも、2人は、がうっ、と食いついてきた。
「入る!」
「入らいでか!」
口は、災いの元。
というわけで。
俺とアルバートおじさんとロイは、3人でキッツキツの浴槽に体を詰め込んでいた。
うん。
身動きとれないし!
少しでも動いたら、何かにあたってしまいそうで怖かった。
「セツ、髪を洗ってやろう」
ロイがいって、俺の背後の隙間に入り込んできて俺を後ろから抱き込んだ。
うん?
何か、俺の臀部に当たってるんですけど!
「じゃあ、俺は、足を洗ってやろう」
はい?
アルバートおじさんが俺の足の間に入り込んできた。
マジでか?
2人は、俺が拒む間もなくそれぞれ俺の髪と足先を洗い始めた。
「んぅっ」
おじさんに指の間を洗われてくすぐったくって声が出た。
でも、おじさんは、俺の足を洗い続けた。
「やっ!なんか、も、だめっ!」
俺が身を捩ると、ロイがそっと髪を洗う手を胸元へと滑らせてきて俺の突起に触れた。
「あっ!」
ロイの手が俺のそこをぎゅっと積まんで引っ張った。
痛みとともに、体の奥が疼くような感覚が生まれる。
俺は、浴槽の縁に掴まって2人の甘い責めに堪えていた。
「感じてるのか?セツ」
ロイに問われて俺は、涙目でロイを降り仰いだ。
「も、やめっ、2人とも」
「ああ」
アルバートおじさんが俺の中心へと手を伸ばしてくる。
「ここを洗ったらな」
そこは、緩く立ち上がっていて。
おじさんは、俺のそこを柔く握ると擦り始めた。
優しい快感に、俺は、酔いしれていた。
「アル、バートおじさんっ!も、そこ、やめてっ!」
「いきたいのか?セツ」
おじさんの責めが激しくなって。
俺は、びくん、と体をそらせて達してしまった。
「あっ、はっ・・」
涙ぐんでいる俺の唇に触れてロイが囁いた。
「愛してるぞ、セツ」
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