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第127話
12ー11 だめぇっ!
俺は、舌を差出しロイの方へと伸ばした。
ロイが指で俺の舌を捕らえてなぶる。
ぴりっと静電気のようなものが俺の体に走った。
「ひぅっ!」
「ふふ、私の味を覚えてきたか?セツ」
舌を指先で摘ままれて、俺は、涙目でロイを見上げた。
ロイが俺の舌を離して、それに自分の舌を絡ませた。
くちゅくちゅという恥ずかしい音がきこえて俺は、思わず身を縮めた。
「セツ、魔力は、粘膜を通して吸収される。例えば、ここもそうだ」
アルバートおじさんが俺の緩く立ち上がっているものに触れてきた。
「俺は、ここから魔力をやろう」
「ふぇっ?」
俺がロイに貪られて涙を浮かべてアルバートおじさんを見つめると、おじさんは、俺の股間へと顔を埋めていた。
そして、俺の先走りに濡れたものを手に取りその先端を舌でちろちろと舐めた。
「えっ!アル・・おじさ、そんなこと、いやっ!」
「これは、セツへの魔力供給ラインを結ぶための行為だ。一度ラインが結ばれれば、お前は、俺たちの魔力をいつでも受け取ることができるようになる」
マジで?
俺は、流れ込んでくる熱いものに身を焼かれて、体を跳ねさせた。
「お前は、大きな空の器だ。お前を満たすためには膨大な魔力の供給が必要になる」
アルバートおじさんが俺のものを口に含んだまま、そう話した。俺は、体を震わせて、おじさんに抗議した。
「いやっ!咥えたまま、しゃべっちゃ!」
「ほら、セツ、ここも」
ロイが俺の唇を甘口噛んだ。
「集中して」
「やっ!」
ロイとアルバートおじさんの流し込んでくる魔力を受け止めながら、俺は、意識が蕩けていくのを感じていた。
「ひゃうっ!」
ロイが俺の胸の頂きに口づけた。
「ここも魔力を受け取れるだろう?セツ」
かりっとそこに歯をたてられて俺は、むせび哭いた。
「あぁっ!も、だめぇっ!」
「ダメじゃない、セツ。ちゃんと味わって、魔力を吸収して」
「んぅっ」
俺は、熱い2人の魔力の奔流に揉まれて夢中でそれを味わっていた。
2人のくれる魔力は、甘く、温かく、俺を包み込んでいく。
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