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第2話

今まで築き上げた関係は何だろう。僕たちの関係が急に危ういものに感じた。 恋人?家族?先生と生徒?知り合い?友人?それとも、他人? たかが一つの質問でそこまで考えるかとは思うもののハッキリとした関係でないとどこかで地雷を踏んでしまうかもしれない。 「いや、別に言ってもいいけど。ただ言うだけじゃつまらないかと思って」 気を悪くしちゃった?と逆に気を使われた。 でも、その頃には紫陽花の色よりも気になることが出来ていた。 「じゃあ、僕たちの関係は?僕たちっていったいなんなの?」 答えを聞くのが怖くてぎゅうううときつく先生を抱きしめる。 「空気、みたいな…」 ぽつりと落とされた言葉に上を向く。 「空気?」 僕は居てもいなくても変わらない、そんな存在? 「君がいなくちゃ生きていけないってこと。」 隣りにいるのが当たり前でいないと気が気じゃなくなる、と告げられる。ホントに、、 大事に、大切な存在に思われてる…? 「俺が囁く愛はすべて本物だよ。ずっと不安だったの?」 優しく頭を撫でてくれるこの手から優しさが伝わる、そう感じるのは自惚れではなかった。 常に囁かれる愛も、優しい手付きも、甘く激しいあの行為も。            全部、愛。 僕の告白に仕方なく付き合ってくれてるのでなく、お互いに思い合ってる。そういう事なのか。 嬉しくなって先生の肩口に頭をこすりつける。 へへ、えへへ 「せんせー、紫陽花の下って何埋めたの?」 照れくさくなって話を逸らす?もとに戻す。 「それはね、

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