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第15話

うつ伏せにさせた史彦の腰を掴むと、指で慣らして少し緩んだ場所にゴムを被せた自分のモノを押し込んだ。史彦がギュッと締め付けてくる。 悟は、久しぶりに男としての征服欲のような荒々しい感情を刺激され、史彦をベッドに組み敷き、自分の欲望のままに攻め立てた。 史彦はM気があるのか、乱暴に扱われることにさほど嫌がる素振りも見せず、中をかき回されて、気持ち良さげに泣き声をあげていた。 史彦の最後の一滴まで絞るように吸い取ってやると、悟は口の中に出されたモノをティッシュペーパーに吐き出し、唇を拭った。 後ろも前も思う様弄られて快感の嵐に翻弄された史彦が、失神したようにベッドにぐったりと横たわっているのを見ながら、悟は友喜との去勢されたような日々をさっぱり忘れることにした。

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