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「ゆーきちゃんのバカ!!!!!」
「今日はありがとう〜、アハハッ、もういいよそれは〜」
「みんなおやすみ」
「ふぅ〜、今日のキャスも楽しかったなぁ」
「..ゆーきちゃーん、キャス終わったよ〜」
圭の部屋から甘えた声で呼ばれる。
「おう、お疲れ様」
いつも通り、圭の部屋に迎えに行くと座った状態で抱きしめられる。
「ぎゅう」
「よしよし、飯できてるぞ」
「ありがとう〜」
「(ん..?)」
ふと目に入った圭のスマホの画面にはキャス配信中の文字が。
「(いいこと思いついた)」
「圭、こっち向け」
「ん〜?」
「んぅ、っ、どうしたの急に」
「別に、気分」
スルッと圭の頬に添えていた手を耳へとスライドする。
「んッ、ふ、ぅ..」
今日は甘えたなのか、ご飯前にスイッチが入るようなことをしても嫌がらない。
「相変わらず耳弱いな」
「相変わらずっ、て、えっ、いつも触ってるじゃんっ..、しかも、っゆーきちゃ、のせいだし..っ」
浅く息をする圭。そんな圭を見兼ねて、グッと抱き寄せて耳元で囁く。
「..ふ、そろそろベッド行くか..?」
圭はコクコクと頷く。
「ご飯前だけど、いいのか?」
疲れて寝て、ご飯を食べるのが深夜になってしまうから圭はいつもご飯前にスるのを嫌がる。
「、いじわる..っ、ヤリたい..」
「..じゃあ、その前に」
「..?」
抱きしめた状態で圭のスマホを覗く。
「サービスはここまでな、みんなおやすみ」
そう言って圭のキャスを切り、キャス終了画面を確認して電源を切る。
「ゆーきちゃ..ま、まさか..」
「ずっと会話聞かれてたぞ」
「ゆ、ゆーきちゃんのバカァァァ!!!!」
圭は走って部屋から出ていった。
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