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「ファイナルアンサァアアア!?」「ファイナルアンサー」

「す、好きっ!! 錦君大好き好きすき大好き」 この僕が、学生時代は王子と呼ばれ同性異性と性別問わず持て囃されたこの僕が、社会人になれば「結婚したい男性NO1」「恋人にしたい人第一位」等と言われたこの僕が八歳年下の男の子に奴隷宣言していた。 いえもう恋の奴隷です。 海輝は号泣しながら叫んだ。 「僕のおチンポは錦君専用の愛の快楽製造機なんです! 錦君の為だけに射精して勃起するんですう。もうやだ僕何言ってるか謎なんだけど。錦君とエッチしたいぃいいいだって大好きなんだもん」 『落ち着け。要するにお前の大事な所を俺に奉げたいと言う事で間違いか?』 何時もなら、怒るか冷たくあしらう錦が……なんと素直な反応をするのだ。 これが大人になると言う事か。 「貰ってくれる?」 『受け取ろう。ただし交換だ。俺の大事な物も海輝に貰ってほしい』 「ファイナルアンサァアアア!?」 『ファイナルアンサー』 男前すぎて泣けた。

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