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萌えと萌えと萌えとのフルスロットだ。*性描写あり

「セックスレスな関係を続けていくことになるが良いのか」 ベッドの上で互いの初めてを差し出している時に何てやつだ。 全く育ての親の顔が見たい物だと言いたいところだが、半分以上錦の成長に僕の影響が有った。と海輝は遠い目をする。 萌えと萌えと萌えとのフルスロットだ。 「選べ海輝」 錦がセックスをしたくないというなら構わない。 海輝は錦が大好きなので側に居るだけで幸せなのだ。 しかし、条件を呑まないならしないと言うなら話は別だ。 初体験で奥まで入れないなら今後もうしないとか、どんな脅迫だ。 有難うございますと礼を言いたくなるようなお言葉では無いか。 しかし、無理矢理性器を突き立てる真似など出来るはずは無い。 「セックスレスで別れる恋人は世の中にどの位の割合でいるのだろう」 「は? 何言ってるの」 「俺とお前がその中に含まれないなんて何故いえるのだろうか」 錦が更に脅迫の言葉を重ねてくる。 汗で滑る掌が別の汗で濡れる。 おい、コイツなんてことを言うんだ。 「それは、ちょっと困る」 「ふん。何だその程度か」 挑発的なのに探るような視線に滾る。 「良いわけ無い。キスもセックスも錦君と沢山したい」 セックスレスな関係を肯定されたら困ったのだろう。 安堵入り交じる勝ち誇った顔が可愛い。 「頑張れ海輝」 組み敷かれたまま錦が笑う。 「全部根元までだ」 ベッドで我が儘とか最高だ。 「じゃぁ、奥で飲んでよ」 頑張るのは君のほう。 膝下に手をすくい上げてゆっくりと体を折り曲げる。 意外に錦の体は柔らかい。抵抗を感じるまで膝を倒し腰を進める。内部の角度が変わり滑りながら海輝を包む。

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