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例えば及ばぬ恋として【初夜編】4

あきは元々体毛がめちゃくちゃ薄くて、下の毛以外ほとんど身体中ツルツルだから…どこもかしこもスベスベで、触っているだけで気持ちがいい。 「ひゃっ…!あッ……」 「お前、マジでツルツルだな…」 「んっ…、だって、生えないんだもんっ…」 「陰毛もほぼなかったもんな……脱毛いらずじゃん」 「やめてよぉ…コンプレックスなのにっ」 「なんで?無い方がよくね?」 「……え、そーなの?」 「舐めやすそう」 「…なっ舐め……!!?」 ピュアっピュアな反応がとにかくかわいくて、笑ってしまう。 そっか……あきはフェラしたことも、されたこともないんだよなぁ……。これから俺好みに仕込んでいけるんだと思うと……ワクワクして死にそうだ。まぁ、今日はそこまでする気ないけど。 あえてまだ浴衣の帯は解かず、太ももを撫で回した延長でゆっくり脚の付け根に手をやると、予想もしていなかった事実にやっと気付いた。 「………は……?お前パンツは!?」 「え…?」 「なんでノーパンなんだよ!?」 「え!?こういう時って履いて出てくるのが正解なの……?ごめん俺わかんなくて……どうせすぐ脱がされると思ったから…履かなかった……」 「…………お前恥ずかしがり屋なのか大胆なのか……どっちなんだよ……」 「……えっと………ど、どっちも…?」 全裸に浴衣1枚はエロすぎるだろ。ふざけんな。 もうなんだかたまらなくて、俺はあきの耳元にキスしながら、直に尻を鷲掴みにする。 「アッ!ちょっ…!ひゃあっ…!?あっ、待って嘘っ…耳やだっ…!舐めないれっ…あっああっ…!」 「…っ、嘘つくな…気持ちいいくせに」 「あっ!あっああ…、っ…ンン!」 あきの両腕は俺の胸を力なく押し返す。全く意味をなさない小さな抵抗に、逆に欲望が煽られる。 形のいい尻を撫でながら、耳のふちに舌を這わせて焦らすように優しく舐め…たまにフッと息を吹きかけるとブルっとあきの身体はおもしろいように反応を返してくれた。 「だめっ…!あっ…、やだぁっ…爽っ」 「あき…かわいい」 「ひゃあんっ!…耳元で、喋んないれっ…!」 「ふっ…!ごめんな?無理……俺、お前のことどうしてもいじめたくなっちゃう…」 「やらぁ…!優しく…するって、言ったのにぃ…!」 「優しくいじめるから……許して?」 大いに矛盾していると自覚しながら、俺は笑ってあきの頬にキスをする。 快感が抜け切らずあきがぽやっとしている間に、襟元に手を入れて少しだけ強引に胸元を開く。久しぶりに見たあきの綺麗な乳首に、思わず舌舐めずりをしてしまう。色素薄すぎだろ。 肌の色が透き通るように白いから余計なのかな……乳首のベビーピンクが余計に映える。 俺はそのまま迷わず、胸の突起に舌を這わせた。 「……っ!!?は!?ちょっ、えっ、アッ…!なんで!!?」 「…?なんでって……なに?」 「あっ!アッアッ!ひゃっ…!なっ…なんで舐めるのっ!?」 「……ん?なんで舐められないと思ってたの?」 俺は乳首を舐めながら、器用にあきの言葉に返事をする。 あきは目を白黒させながら、混乱しつつ喘ぎ続ける。どうやらマジで意味がわからないらしい。 小さい頃から純粋な子だとは思っていたけれど、まさかここまで何も知らないなんて思ってもいなかった。俺と付き合う時に色々調べたと言っていたから、すっかり油断していた。 この様子だとおそらくあきは、大まかな"男同士のセックスの方法"についてだけ学んだんだろう。きっとAVすら見ていない。 そもそも、セックスのリアルな流れや愛撫の仕方は、実際に経験してみないとわからない部分が多いのだろう。 どこを舐められるとか…きっとあきは想像もしてなかったんだな。 俺もあきにどの程度セックスの知識があるのか、もう少し聞いておくべきだったのかも…… 「そっか……分からなくて当たり前だよな……あきは全部が初めてなんだから……」 「……え?ご、ごめんっ…!俺何も知らなくて…!やっぱり勉強不足だったよね…?」 「いや………俺ももっと突っ込んで教えておくべきだったなって……」 「そんな…!爽は悪くないよ!?」 「……うん、だから……これからみっちり教えてやることにした」 「…………え」 さっきより強めにあきの乳首を責め立てる。舌を這わせ、少しだけ歯を立てて甘噛みしながらプクッと硬く立ち上がった先端を優しく潰す。ビクビクと跳ねる身体を逃げられないようにグッと押さえつけていると、同時にあきの自身が浴衣を押し上げているのが視界の端に映った。 「アッ!あっ……ああっ!ううっ…、そんな、舐めないれっ…!」 「気持ちよくないの?……っ、……あき、ちんちん勃ってるよ?」 「やぁっ…、きもちっ…!きもちぃっ…、でも、噛まないでっ…!アッ」 「ほんとに…?けど、ほら見て?乳首に歯立てると…ちんちんピクピクするよ?」 「やだぁっ…!違うっ…!ちがうもんっ…あっあっ…!」 この時点で、あきは少々マゾ気質なのだと察してしまって…こっちの方がクラっとした。 なにこいつ……痛いの好きなの……? 最高かよ……! 俺はクスクス笑いながら、赤く熟れた色に変わった乳首を優しく舐めて、唇を離す。あきは真っ赤になりながら、どこか名残惜しそうな顔をしていて…そのあまりの愛らしさに俺の下半身もビクッと反応する。 おいおい嘘だろ…?俺27年間生きてきて、顔だけで反応したの初めてだぞ…?なんだこの破壊力…… 「…ん……うぅっ……、爽…」 「…なに?」 「……あ、の……」 「ん?」 「浴衣…、汚れちゃいそう…」 あきの言葉に俺は上半身を起こし、細い両足の間に収まる。 どうやら浴衣を押し上げていたあきの自身は、とうとう涎を垂らし始めたようで…それが浴衣に付かないようにあきは必死で身体を捩る。

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