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☆31
うぐぐ・・・・!
い、痛えぇぇ!
何 考えてんの?
何がしたいの!この人はっっ!
ホントに分かんない・・・!
相変わらず、行動のよめない先生に
俺は 軽くパニックで
どうしたらいいか分からない。
マジで どうすりゃいい ??
『うぅ・・・・せ、先生ぃ・・・!』
く、苦しい・・・!
もう・・・・もうダメッ!!
倒れ込みそうになった、その時・・・
ふっ と腕の 力 が緩んだ。
『っ・・・・・はぁ・・・・う・・・』
く、苦しかった・・・・・||||||||
死ぬかと思った・・・・・||||||||
な・・・なんだったんだ・・・・
俺、なんかしたっけ・・・・?
いや、してないよな?
うん。してない(はず)・・・!
『先生・・・あんたね・・っ・・・・・』
ここは、文句のひとつでも言ってやろうと
先生を振り返った。
でも・・・
先生は、俺に抱きついたまま
右腰の辺りに がっつり顔を埋めていて
顔も表情も全く見えない。
『せんせ・・・?』
呼び掛けにも答えない。
ただ薄暗い中でも
耳が真っ赤になってるのが確認できた。
『・・・に・・・・て・・・』
『・・・・・・・はい??』
顔を押しつけたまま
モゴモゴ なにか言ってる・・・・・けど
よく聞き取れない。
『・・・せんせ・・・、なに?/////』
『・・・・・ばに・・・・・て・・・・・』
『・・・・・え?なに・・?なんて・・・、・・・・っっ//////』
うわ・・・・・//////
なんつーか・・・
そこで喋られると・・・・・/////
先生の息が
腰を直撃・・・・・して・・・・・//////
ヤ・・ヤバい・・・/////
『・・・っ・・・////、・・・なんですか?』
『傍・・・に・・・いて・・・?』
『・・・・・え?』
『なんかね・・・・孝 が俺を・・・なんて・・・
まだ・・・・夢みたい・・・信じられない・・・・・
だから・・お願い・・・・離れないで・・・・』
そう言って、また顔を押しあて
キュッ と しがみついてくる。
『・・・・・・・・・・え・・・//////』
・・・えぇっ//////??
うわ・・・・っ////
うわ─────っっ////
なんだ、これ・・・・////
すっごく・・・かわいいっ!!
あー!もーっ!
なんだよ、それっ!
反則すぎるだろっ/////!!
ヤバい・・
もう・・・・ダメ・・///
完全、ノックアウト。
先生の予想外の可愛さと、
甘い言葉、熱い吐息・・・・・で、
自分のモノが
むくむくっ と 反応していく。
ほんのさっきまで あんなに シたのに。
まだ足りないのか、俺は。
・・・・・いや、先生のせいだよな、これは。
『孝 ・・・・・傍に・・・・いてくれる・・・?』
『・・・・っ、・・も、・・・もちろん・・です////』
その気になって硬くなってゆくムスコを
バレないように
なんとか落ち着かせようと
深呼吸しつつ 答える。
すると、先生は ひょこっと顔を上げて
俺を見ると
『よかった・・・・・夢じゃなかった・・・・・』
なんて、かわいい顔で
ふんわり 幸せそうに微笑んだ。
そして、パッと 腰から手を離し、
いそいそと 元の場所に寝転ぶと
両手を広げ、「おいで」と
今度は 180度 豹変、
色香を漂わせ、艶っぽく微笑む。
『・・・・っっ////!!
・・・っ・・・はい・・・・//////』
もう・・・////
ホント勘弁してくれ・・・////
俺を(萌え)殺す気か・・・・・/////
『いたいけな高校生をあおりやがって・・・
覚悟しろよ?せんせー。』
言葉だけは強気に
俺は先生に 覆い被さって
噛みつくようにキスをする。
『いいよ・・・・・好きにして?』
『・・・・・っ/////』
あーあ。
完全に俺の負けだわ
勝てる気しねー
でも・・・傍にいたい、
離れたくないのは 俺も 同じ。
ていうか、
離す気なんかないし。
キスをしながら 先生の滑らかな肌に手を這わす。
結局、また先生に翻弄されて
主導権は握れずじまいだったけど。
最後は 一緒にイって、満たされて
後処理もせず 眠りについた。
次の日は2人して 動けなくて。
体が痛くて、お腹が空いてグーグー鳴っても
ベッドから出られなくて。
でも、そんなの
気にならないくらい幸せで。
ずっと、ずっと 抱きあって
一緒の時を過ごした。
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