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先生・・・
指輪、外したんだ・・・・
" 本当に好きな人と出会えるまで "
別れる時に、彼女が先生に言った言葉。
先生の・・・ “ 本当に好きな人 ” が、
俺・・・・なんだ。
胸が熱くなる。
今すぐ 追いかけて、抱きしめたい。
それから、
何度もキスして
「好きだ」って伝えて、
それから・・・
『孝之介?』
『・・・・・・あ。』
大和に名前を呼ばれて、ハッと
我にかえる。
『なんだ~?
見た事ない顔してるぞ?お前。』
俺を見た大和が、ニヤニヤ笑ってて
慌てて イスに座った。
『別に・・・・・なんでもない。』
ヤバ・・・・・////
俺・・・・・今、どんな顔してたんだろ。
『ふぅん?まあ、いいけど・・さ。
でも、いいな。恋してる顔だ♪』
大和は嬉しそうに目尻を下げる。
『・・・・・・・・・/////』
『孝之介にこんな顔、させるなんてな。
マジ いいコなんだろうなー。
今度、紹介しろよなっ ♪ 』
そう言って、俺の背中をバシバシ叩く。
『痛いよ(笑)。』
ホントに・・・
どんな顔してんだろう、俺。
でも、まぁ・・・
幸せそうに見えてるのなら、
いいか。
先生も・・・・・
誰が見ても分かるくらい
幸せそうに見えてたら・・・
いいな・・・
もう、とっくに見えなくなった
先生の歩いていた廊下を見つめる。
そこで俺は ある事に気づいた。
あれ。
ここの廊下って
先生、普段は 通らない・・・・・よな?
・・という事は
わざわざ通った・・・?
・・・・あ。
もしかして・・・・
先生も会いたいって思ってくれた?
指輪を外した手を
・・・見せに来た、
・・・とか・・?
・・・・・っ・・///
あああ・・・もう・・/////
くそぉ。
可愛いことしてくれちゃって。
先生のくせに、
年上のくせに。
やっぱり、
週末まで待てない。
学校が終わったら
会いに行こう。
会ったら
抱きしめて、
キスして、
気持ちを伝えて、確かめあおう。
先生
大好きだよ。
これからも
ずっと 一緒に
幸せに・・・・
恋する
年上のキミと。
♡ ♡ ♡ お わ り ♡ ♡ ♡
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