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第45話

「っケホッ、」 不意に、イッたばかりのみずきのソレから、口を外し…軽くムセるアキラ… 「あ!大丈夫か?すまない…」 慌てて心配するみずき… 「平気…オレが聞きたいのはそんなコトバじゃないって…ヨかった?」 にこっと笑顔を覗かせ、そんな風に聞いてくるアキラ… 「あぁ、勿論、最高だから…」 可愛すぎるその姿に再び心臓が鈴鳴りになる感覚を味わうみずき… なんとか伝えながらアキラの頬に触れる。 「…そ、」 嬉しそうに微笑むアキラ… 射精して少し落ち着いたみずきのソレに再び口付け…先から滴っている白液を舐めとる。 「…っん…アキラ、いいよ…ありがとう」 敏感なトコロに触れられ…息を詰めてアキラのこめかみにキスをする。 「ふ…」 みずきの言葉を聞いて…アキラも満足したように微笑む… その雰囲気で、ふと以前のことを思い出すみずき。 前にもこんな風なことがあった… しばらくアキラとSEXしていなくて…それでアキラが奉仕してくれて… あの時は…タツたちの暴行撮影のために…アキラはひどい怪我を負っていて…それを隠す為に…色々、偽っていた… 今回は…? 何か…いつもと違う感じがするアキラ。 「アキラ…俺は充分満足している…アキラは何か困っていることがあるんじゃないか?」 さりげなく訊いてみるが… 「なんで?」 首を傾げながら…逆に聞き返す。 「いや…なんとなく、」 このなんとも言えない不安感、焦躁感… うまく言い表せない… 「ふ、心配しすぎ…」 やっぱ勘がいい奴… 心でひそかに称賛しながら…アキラはベッドサイドに座っているみずきの横に密着して座り…キスを求めるように頬を寄せる。 「アキラ…」 やはり…はぐらかすようなアキラの態度… そっと口付けして応えながら…

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