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第6話※R18

「っ!ぐ、んんッ」 勢いよく飛び出した白濁に、桃司は苦しそうに顔を歪める。それを見てなんてことをしてしまったんだ、と一気に熱が冷めた。 精子なんて絶対に不味いし汚いし体に悪い。いや、僕はモモくんのなら喜んで受け止めるけどね! 「ごめん!ごめんね!出して!ほんと、ごめん…っ」 何度も謝りながら桃司の肩を軽く押すと、今度こそ口を離してくれた。 「と、とりあえずここに出して!汚いから!」 すぐに膝をついて桃司の前に両手を差し出す。手のひらに景親が発射した白濁を出すよう促すと、顔を上げた桃司がにっこり笑って首を振った。そして、何度か小さな喉仏が上下する。やけにその仕草がスローに見えて、景親は声を出すこともできなかった。 両手を掲げたままで呆然とする景親に、桃司は口を大きく開いて舌を出して見せる。可愛らしいそこには何も乗っていなかった。 「いっぱいでたねえ。全部のみ込むの大変だったよ、お兄さん。」 何故か頬を染めてそう言った桃司の言葉に、景親は益々青ざめる。 「飲んだの!?うそ、ごめんねぇ…。」 本当に何てことしてしまったんだろう。 童貞じゃなかったらこんなことにはならなかっただろうか。待って、よく考えたら僕って好きな子にお金渡してフェラさせて童貞卒業しようとしてない?それってどうなの?今から恋人に昇格できる可能性ってある?いや、そもそも別にただの客でもいいってさっき決意したばっかりだろ!いやいやでもやっぱりそうは言っても嫌われるのは嫌だ!どうすればいい?こういう時どうすれば嫌われずに許してもらえるんだ。今のモモくんの中で僕の評価はきっと最悪。でも、それにしてもモモくんの口の中、温かくて気持ちよくって最高だったな…って、なに考えてるんだ!なんとか、この状況を挽回するような一言を…。 上司からトロいと叱り飛ばされることが多い景親の脳内は、かつてないほどに高速で回転していた。 視界はだんだんぼやけてくるし、なんだか体が酷く熱い。頭の中で一気に色んな感情が駆け巡ったせいか、考えもうまくまとまらない。 挙げ句の果てに「ね、これも綺麗にしていい?」と精液まみれで少し柔らかくなったペニスをもう一度握りこまれて、景親は完全にショートした。

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