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第3話 僕は粗大ゴミ。 3
ある日オッサンのアパートに行ったら、部屋で首を吊ってた。
オッサンが自殺してた。
机の上に手紙があった。
それは僕に宛てた遺書だった。
幼い僕を好きになり手を出したことの大人としての謝罪と、『君はとても美しい。そんな君を愛してたことを墓場に持っていこうと思う。』と書かれてあった。
僕は頭が悪いから意味わかんないし。
僕はその遺書を持ってアパートを出た。
それから僕は自分が美しいことを理解した。
そのオッサンはこの世にいない。
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