3 / 9

第3話 僕は粗大ゴミ。 3

ある日オッサンのアパートに行ったら、部屋で首を吊ってた。 オッサンが自殺してた。 机の上に手紙があった。 それは僕に宛てた遺書だった。 幼い僕を好きになり手を出したことの大人としての謝罪と、『君はとても美しい。そんな君を愛してたことを墓場に持っていこうと思う。』と書かれてあった。 僕は頭が悪いから意味わかんないし。 僕はその遺書を持ってアパートを出た。 それから僕は自分が美しいことを理解した。 そのオッサンはこの世にいない。

ともだちにシェアしよう!