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第11話 家族に色々あるのは僕もそう。 1

「ヒカリ、ここに正座しなさい」 僕の家の父親は昔でいう『厳格親父』。 「……はい」 そんな親父に僕は怯えて生きてきた。 『長男だから厳しく躾ける』をいきすぎてて、少しでも逆らうと怒鳴るし……殴る。 『長男は家を継ぐもの』そんな理由で僕は毎日殴られた。 四人核家族なのにでここまで厳しいのは絶対僕ん家だけだよね。 「ヒカリが男と手を繋いでたところを『アカリ』が見たそうだ」 『アカリ』は二卵性の僕の妹。 ぶっちゃけ全く似てないし僕のほうが『美しい』。 でも『アカリ』は僕と違って頭が良い。 『ヒカリ』は男で『美しい』けど『バカ』。 『アカリ』は女で『頭が良い』けど『不細工』。 その兄妹共通するのは『性格が悪いこと』。 「僕と手を繋いでたのは友達です」 僕は父親に言った。 ウソじゃない、だって……『セフレ』だし。 「嘘をつくなっ『ヒカリ』」 僕は顔をグーで殴られた。 日々殴られすぎて、もう僕はこのくらいじゃ心に響きもしない。 逆に勃起っちゃう……父親で欲情してるわけじゃない、その『行為』が堪らなく好きなだけだ。 「男同士で手を繋ぐ行為は許さんっ!!……分かったな?!」 「はい」 殴られた痛みが快感で、火照ってしまった身体。 そんな身体を引きずって僕は自室にいくと制服のズボンと下着をおろして、自分のキモチイイところを攻めた。 「ん……、はぁっ」 太くて硬いもので身体を貫いてほしい。 雄々しいことされると、身体が期待しちゃう僕は『オカシイ』。 「はぁ……、めちゃくちゃに犯されたいなぁ」 めちゃくちゃにされたいし、行為に溺れたいよ、オッサン。 また……僕にキモチイイことしてよ?

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